お歳暮についての調査(20~60代男女対象) 

2017年12月21日
マクロミルは、全国の20~60代の男女2,000人に対してお歳暮事情を調査しました。お歳暮の贈答率や、贈る相手、予算、また、もらいたいお歳暮などについて調査結果をご紹介します。

【調査Topics】

・お歳暮の贈答率は39%。親戚や両親など近しい人へ贈るのが主流
・お歳暮の予算は?贈る相手に関わらず、3,000~5,000円
・もらいたいお歳暮、人気No.1は「肉加工食品」。食べ物や飲み物が人気
・お歳暮離れの危機!?「お歳暮の風習はいらない」「お歳暮を贈らなくなった」など、ネガティブな意見が約半数

【調査結果】

【1】お歳暮の贈答率は39%。親戚や両親など近しい人へ贈るのが主流

2017年にお歳暮を贈った人(アンケート回答時に「贈る予定」と回答した人も含む。以降も同様)はどれくらいいるのでしょうか。また、どんな相手に贈ったのでしょうか。贈ったと回答した人は全体の39%でした。また贈った人に贈った相手を尋ねると「親戚」が最も多く35%、次いで「自身の父・母」「配偶者の父・母」がそれぞれ25%、「友人・知人」が21%という結果に。お歳暮は「お世話になった方への年末の挨拶・お礼」として贈るものですが、2017年現在、お歳暮は、親戚や両親など血縁関係者に贈るという人が多いようです。

【2】お歳暮の予算は?贈る相手に関わらず、3,000~5,000円

お歳暮を贈る相手ごとに、1つあたり予算をどれくらいかけたか尋ねると、贈る相手を問わず3,000~5,000円が一番多いことが分かりました。また、誰に贈るお歳暮が、最も予算が高いのでしょうか。5,000円以上と回答した人が最も多かった贈り先は「配偶者の父・母」で32%でした。

【3】もらいたいお歳暮、人気No.1は「肉加工食品」。食べ物や飲み物が人気

では、お歳暮で何を贈れば喜ばれるのかを確認するため、お歳暮で“もらいたいもの”を尋ねました。一番多かったのは「ハムなどの肉加工食品」で37%、次いで「スイーツ」30%、「酒類」27%でした。一方で、お歳暮に購入したものを尋ねると1位「肉加工食品」32%、2位「酒類」31%、3位「スイーツ」20%です。お歳暮は欲しいもの・贈りたいものが比較的一致している傾向にありそうです。

【4】お歳暮離れの危機!?「お歳暮の風習はいらない」「お歳暮を贈らなくなった」など、ネガティブな意見が約半数

日本に古くからある“お歳暮”の文化ですが、どのようにとらえている人が多いのでしょうか。お歳暮に対する6つの考え方について、賛同するか否かを尋ねました。その結果、「お歳暮をもらうことが楽しみ」と回答した人は30%だったのに対し、「お歳暮の返礼に困る」と回答した方は53%。また、「最近お歳暮を贈らなくなった」55%、「お歳暮の風習はいらないと思う」50%という結果でした。お歳暮文化は、ポジティブよりもややネガティブなイメージを持っている人の方が多いようです。


【調査概要】
調査主体:マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国20~69歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法:平成27年国勢調査による、性別×年代の人口動態割付(合計2,000サンプル)
調査期間:2017年12月1日(金)~12月2日(土)

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