新世紀JKリアル図鑑(現役女子高生対象) 

2018年02月20日
SHIBUYA109エンタテイメントと産業能率大学 経営学部 小々馬ゼミは、2017年より未来の社会を支える若者の消費活動と価値観に関して協同研究活動を行っております。

第3弾となる本取り組みでは、世界的に研究対象となっている「ポスト・ミレニアル世代(※1)」を対象とする生活価値観研究の一環として、現役女子高生309人を対象にアンケートを実施。回答を基に、309人を類似の価値観で分類するクラスター分析を用いて研究した結果、JK(女子高生)には、おしゃれ意識と消費行動特性の違いで分けられる「7つのタイプ」があることを発見いたしました。

この詳細を『新世紀JK(※2)リアル図鑑』にまとめ、2月20日(火)より公開・配布いたします。なお、『新世紀JKリアル図鑑』より一部抜粋してお知らせいたします。

【新世紀JK 7つのおしゃれタイプ】

■JKを7つのタイプに分類!最大グループは「下北系JK」(26.2%)

アンケート回答をクラスター分析を用いて分類した結果、おしゃれ意識と消費行動特性の違いにより女子高生を「7つのタイプ」に分けることができました。一番多くみられたタイプは「下北系JK」(26.2%)、第2勢力が「LA・JK」(18.4%)、第3勢力が「一球入魂系JK」(16.5%)と続きます。この「下北系JK」、「LA・JK」、「一球入魂系JK」について特徴をお知らせいたします。

■最大グループ「下北系JK」は思春期真っ只中!永遠に高校生でいたい、夢見る“ザ・平均”な女子高生!

全体のうち、26.2%と四分の一を占める下北系JK。ファッションやトレンドについて興味を持っていますが、周りと合わせるために受け身な姿勢が多いようです。ファッション感度も平均的であり、ナチュラル系ファッションやかわいい雑貨を好む彼女たちが憧れそうな「下北沢」を想起させることからネーミングしました。友達付き合いも他タイプと比べると多くなく、「自分の居場所」を見つけに一人で街を自由に歩くのが好き。また、「ずっと高校生でいたい」(61.7%)と夢見る傾向にあるようです。

■第2勢力の「LA・JK」は今を楽しむ個性派ファッションリーダー!

全体のうち18.4%と2番目に多い「LA・JK」。彼女たちの特徴としては、7つのタイプ中、ファッション感度が最も高い“ファッションリーダー”であることが窺えます。友達や異性の目を強く意識し、「ストリート系」「モード系」「アメカジ系」ファッションをシーン別に使い分けているようです。

動画鑑賞やバラエティなどでの面白いコンテンツのチェックも欠かさない彼女たちは、休日はおしゃれをしてカフェ巡りや食べ歩きをしている模様。よく遊んでいるのは(1)原宿(47.5%)(2)渋谷(35.1%)(3)表参道(33.0%)(4)池袋・新宿(31.6%)が多いようです。

■第3勢力は部活や習い事に一直線な「一球入魂系JK」!

「普段はジャージ、ファッションは動きやすくて他人におかしいと思われなければいいかな」、そんな「一球入魂系JK」が全体のうち3番目に多いという結果に。ファッションにはあまり興味がなく、服は親と買いに行くことがほとんど。部活や習い事に一直線で、何もない日は「ゲーム」や「動画鑑賞」をしたり、地元で友達とカラオケやゲームをしてワイワイ過ごすことが多数。出没エリアは(1)池袋(13.7%)(2)新宿・渋谷(9.8%)と、都内でも大きな駅付近によく現れるようです。


※1 ポスト・ミレニアル世代とは:2000年代に成人・社会人になった若者を指すミレニアル世代に対し、ポスト・ミレニアル世代とは「ミレニアル世代以降」を指しています。

※2 新世紀JKとは:幼少期から新しい価値観の中で育っている現役女子高生(1999年〜2001年生まれ)を指します。世界的に研究対象となっている「ポスト・ミレニアル世代(1995年~2008年)」に属しています。

『SHIBUYA109エンタテイメント/産業能率大学「新世紀JKリアル図鑑」』

【調査概要】
調査期間:2017年10月10日(火)~2017年10月12日(木)
調査方法:インターネットアンケート
調査委託先:株式会社マクロミル
調査対象:女子高生 関東(1都3県)在住 1999年~2001年生まれ
有効回答数:309サンプル
調査分析:株式会社SHIBUYA109エンタテイメント/産業能率大学 経営学部 小々馬ゼミ/株式会社テムズ

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[産業能率大学 経営学部 小々馬ゼミ]
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