災害への備えに関する調査(20~69 歳の男女対象) 

2018年02月28日

損害保険ジャパン日本興亜(損保ジャパン日本興亜)は、東日本大震災の発生から7年を迎える3月11日を前に、「災害への備えに関する調査」を実施しました。

調査結果のポイント


1.7割以上の方が、東日本大震災以降、防災の意識が高まった。(昨年に比べて減少)
2.4割のご家庭は、地震や津波への備えをしていない。(地域間で差が生じている)
3.7割の方が、ご自宅周辺の災害リスクを確認していない。
4.半数以上の方が、災害時の家族との集合・避難場所を決めていない。

調査結果


質問1.東日本大震災以降、あなたの防災への意識は高まりましたか?
■「意識が高まった」と答えた方は 72.1%にのぼったが、昨年の 78.5%より減少した
■「あまり変わらない」と答えた方は、23.7%で、昨年の 17.6%より増加している以上から、東日本大震災の発生から時間が経過するにつれ、防災への意識が低下してきている可能性がある

質問2.現在、あなたのご家庭では、地震や津波への備えを何かしていますか?
■地震や津波への備えをしているご家庭は、全体(全国計)の約 5 割(55.7%)にとどまる
■地域別では、東北地方では約 7 割(69.8%)のご家庭が地震や津波の備えをしている一方、北海道・近畿地方・中国地方は 5 割を切り、地域間で差が生じている

質問3.地震による被害軽減のために、ご自宅で行っている対策は何ですか?
■「家具の転倒防止」「テレビ・パソコンの滑り止め」「家具の配置の工夫」が上位となった
■食器やガラスの飛散防止対策は、回答割合が低い傾向となった

質問4.非常用グッズとして、ご自宅に何を用意していますか?
■約 9 割の方が、懐中電灯を用意し、約 7 割の方が、軍手、飲料水、救急用品を用意している
■生活用水・笛・ヘルメットを用意している方は約 2 割にとどまる

質問5.あなたのご自宅では、地震や津波以外に備えをしている災害はありますか?
■半数以上(55.2%)の方が地震や津波以外の災害の備えをしておらず、昨年(48.8%)より増加
■地域別にみると、備えをしている災害への傾向が顕著に表れた

質問6.あなたは、「ハザードマップ」などで、ご自宅周辺の災害リスクを確認していますか?
■「ハザードマップ」で、だいたいの災害リスクを確認している方は、約 3 割(32.0%)
■「ハザードマップ」でご自宅周辺の災害リスクを確認していない方は、約 7 割(68.0%)

質問7.あなたは、災害時のご家族の安否確認方法を決めていますか?
■半数以上(55.5%)の方が、災害時の家族の安否確認方法を決めていない
■安否確認方法を決めている方の一部は、複数の安否確認方法を決めている
■地域別には、東北地方・中国地方で、半数を超える方が安否確認方法を決めている

質問8.あなたは、携帯電話やスマートフォン以外に、親族・友人などの連絡先を記載して
いるものを持っていますか?

■半数以上の方が、携帯電話やスマートフォンがないと、親族や友人の連絡先が分からない

質問9.あなたは、災害時、自宅以外の家族の集合・避難場所を決めていますか?
■半数近くの方(47.0%)が、災害時の家族の集合・避難場所を決めていない
■決めている場合は、自宅近くの避難施設に集合する方が、約 4 割(44.4%)

質問10.あなたは、ご自宅近くの避難施設(避難場所・避難所)を知っていますか?
■ 6 割近くの方が、ご自宅近くの避難施設を知っている

調査概要


・調査期間:2018 年 2 月 6 日(火)~2 月 7 日(水)
・調査方法:インターネット(PC、携帯電話モバイルサイト)
・調査対象地域:全国
・調査対象者:20~69 歳の男女
・有効回答数:1,107 名
〔性別内訳〕男性:723 名、女性:384 名
〔地域別内訳〕北海道:138 名、東北:139 名、関東:138 名、中部:138 名、近畿:139 名、中国:139 名、四国:138 名、九州:138 名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[損害保険ジャパン日本興亜]
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