小中学生の“遊び”に関する意識調査(小学生1年生~中学生3年生の子どもを持つ親対象) 

2018年04月24日

バンダイは、子どもの“遊び”の実態を探るため、小学 1 年生から中学 3 年生の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答できる方)900 人を対象に、「小中学生の“遊び”に関する意識調査」を実施しました。【実査期間 2018 年 3 月 23 日(金)~3月 25 日(日)】

調査結果概要


TOPIC①: 小中学生の遊び 小学生 1 位「遊具遊びや鬼ごっこ・かくれんぼ」、中学生 1 位「スマートフォン・携帯電話などネットワーク端末」。
小学校 5~6 年生のタイミングで、人気の遊びは“外遊び”から、「ゲーム」や「スマートフォン」に変化。

TOPIC②: 最近の子どもの遊び場所 「自宅」で遊ぶ子どもは 92.1%!
「公園」で遊ぶ子どもも 49.3%と半数近い結果に。
親子で比較すると、子どものランキング上位には「ショッピングモール」、親世代には「空き地」がランクインしており、世代で遊び場所の違いも。

TOPIC③: 学校の授業以外の過ごし方 1 位は「屋内・屋外で遊ぶ」(94.0%)
4 割以上の子どもが「テレビ以外で動画視聴(YouTube など)」を楽しむという結果も。

調査結果


TOPIC①: 小中学生の遊び 小学生 1 位「遊具遊びや鬼ごっこ・かくれんぼ」、中学生 1 位「スマートフォン・携帯電話などネットワーク端末」。
小学生 5~6 年生のタイミングで、人気の遊びは“外遊び”から、「ゲーム」や「スマートフォン」に変化。

【小中学生の遊びの内容】
全体 TOP5
1位 スマートフォン・携帯電話・タブレット端末・パソコン 45.3%
2位 ゲーム(家庭用) 40.1%
3位 お買い物 39.7%
4位 ゲーム(携帯用) 38.2%
5位 球技(サッカー、バスケットボール、ドッジボールなど) 36.0%

小学生 TOP5
1位 遊具遊びや鬼ごっこ・かくれんぼ 51.2%
2位 ゲーム(家庭用) 44.8%
3位 おもちゃで遊ぶ(ごっこ遊び・ままごと含む) 41.5%
4位 球技(サッカー、バスケットボール、ドッジボールなど) 40.2%
5位 ゲーム(携帯用) 39.8%

中学生 TOP5
1位 スマートフォン・携帯電話・タブレット端末・パソコン 63.3%
2位 お買い物 41.0%
3位 娯楽施設(映画館、カラオケ、ゲームセンター、ボウリング場など)で遊ぶ 36.3%
4位 ゲーム(携帯用) 35.0%
5位 ゲーム(家庭用) 30.7%

小学1~2年生 TOP5
1位 おもちゃで遊ぶ(ごっこ遊び・ままごと含む) 63.5%
2位 遊具遊びや鬼ごっこ・かくれんぼ 61.0%
3位 お買い物 41.5%
4位 ゲーム(家庭用) 37.0%
5位 球技(サッカー、バスケットボール、ドッジボールなど) 35.5%

小学3~4年生 TOP5
1位 遊具遊びや鬼ごっこ・かくれんぼ 53.5%
2位 ゲーム(家庭用) 49.0%
3位 ゲーム(携帯用) 45.0%
4位 おもちゃで遊ぶ(ごっこ遊び・ままごと含む) 43.0%
4位 球技(サッカー、バスケットボール、ドッジボールなど) 43.0%

小学5~6年生 TOP5
1位 ゲーム(家庭用) 48.5%
2位 ゲーム(携帯用) 46.0%
2位 スマートフォン・携帯電話・タブレット端末・パソコン 46.0%
4位 球技(サッカー、バスケットボール、ドッジボールなど) 42.0%
5位 お買い物 41.0%

子どもの“遊び”に関する実態を探るため、「普段、何をして遊んでいるか」について聞いたところ、全体の1位は「スマートフォン・携帯電話・タブレット端末・パソコン」(45.3%)という結果になりました。

学齢別にみてみると、小学1~2年生、小学3~4年生では「おもちゃで遊ぶ(ごっこ遊び・ままごと含む)」以外に、「遊具遊びや鬼ごっこ・かくれんぼ」、「球技(サッカー、バスケットボール、ドッジボール)」が共通してTOP5にランクインしており、“外遊び”をする傾向が高いことがうかがえます。小学5~6年生になると、「ゲーム(家庭用)」(48.5%)が1位、中学生になると6割以上が「スマートフォン・携帯電話・タブレット端末・パソコン」(63.3%)を回答していることから、小学5~6年生のタイミングで、“外遊び”から、「ゲーム」や「スマートフォン・携帯電話等」に遊び方が変化していることが読み取れます。また、中学生の3位には「娯楽施設(映画館、カラオケ、ゲームセンター、ボウリング場など)で遊ぶ」(36.3%)がランクインしており、小学生に比べて、行動範囲を広げて遊びを楽しんでいる様子もうかがえました。

また、普段「遊ぶ相手」について聞いたところ、小中学生全体では約75%が「一人で」(74.3%)と回答、次いで2位「学校の友達(同学年)」(70.5%)、3位「親(52.2%)」という結果になりました。

TOPIC②:
最近の子どもの遊び場所 「自宅」で遊ぶ子どもは 92.1%!
「公園」で遊ぶ子どもも 49.3%と半数近い結果に。
親子で比較すると、子どものランキング上位には「ショッピングモール」、親世代には「空き地」がランクインしており、世代で遊び場所の違いも。

子どもの遊び場所 TOP5
1位 自宅 92.1%
2位 公園 49.3%
3位 友達の家 48.0%
4位 ショッピングモール 21.6%
5位 学校の屋外(運動場など) 21.3%

親が子どもの頃遊んでいた場所 TOP5
1位 自宅 80.9%
2位 友達の家 50.2%
3位 公園 48.1%
4位 学校の屋外(運動場など) 27.4%
5位 空き地 26.9%

「普段遊んでいる場所/(親が)子どもと同じ年齢の頃に遊んでいた場所」について親子にそれぞれ聞いたところ、親子共に「自宅」が1位となり、子どもにおいては、9割以上が「自宅」で遊んでいることがわかりました。一方で、2位にランクインした「公園」は半数近い49.3%の子どもが回答しており、「自宅」での遊びがメインとなっている一方で、依然として外での遊びを楽しんでいることがうかがえます。

また、親子の回答を比較してみると、子どものランキングでは「ショッピングモール」(21.6%)が4位にランクイン、親のランキングでは「空き地」(26.9%)が5位にランクインしており、世代で遊ぶ場所に違いが見える結果となりました。5位以降でも「映画館」や「学童保育所」、「寺社」、「裏山」などで、親と子の回答で5ポイント以上の差が出ており、遊ぶ環境が変化していることが読み取れる結果となりました。

TOPIC③: 学校の授業以外の過ごし方 1 位は「屋内・屋外で遊ぶ」(94.0%)。
4割以上の子どもが「テレビ以外で動画視聴(YouTubeなど)」を楽しむという結果も。

学校の授業以外の過ごし方について聞いてみると、9割以上の子どもが「屋内で遊ぶ・屋外で遊ぶ」(94.0%)と回答しており、多くの子どもたちは屋内・屋外いずれかで遊んで過ごしていることがわかりました。

また、「テレビを見る」(71.6%)や「家族と過ごす」(55.4%)が上位に入っていることから、家で過ごす時間が多いこともうかがえます。その他、5位には「テレビ以外で動画視聴(YouTube等)」(43.4%)がランクイン。スマートフォンやタブレットの普及も影響しているのか、YouTubeなどの動画視聴の人気もうかがえる結果となりました。

【学校の授業以外で子どもが時間を使っていること】
全体 TOP5
1位 屋内で遊ぶ・屋外で遊ぶ 94.0%
2位 学校の宿題 79.3%
3位 テレビを見る 71.6%
4位 家族と過ごす 55.4%
5位 テレビ以外で動画視聴(YouTubeなど) 43.4%

調査概要


調査目的:子どもの「遊び」への関心や意識・実態を探る
調査地域:全国
対象者条件:小学生 1 年生~中学生 3 年生の子どもを持つ親 ※子どもと一緒に回答できる方
調査手法:インターネット調査(協力:株式会社クロス・マーケティング)
実査期間:2018 年 3 月 23 日(金)~3 月 25 日(日)
サンプル数:900 人

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