「ママと子どもの公共交通機関利用」調査 

2018年07月27日

インタースペースは、運営するママ向け情報サイト『ママスタジアム』にて、『ママリサ~いまどきママリサーチ~』※の第25弾として、「ママと子どもの公共交通機関利用」について実態調査を行いました。

※『ママリサ~いまどきママリサーチ~』は、インタースペースと博報堂こそだて家族研究所が協働して調査を行なっています。『ママリサ~いまどきママリサーチ~』では、現在日本で子育てをしている「ママの実態」を明らかにするために、さまざまなトピックについての「ママの考え」「ママの選択」などのアンケート調査を『ママスタジアム』内で実施しています。

調査結果のポイント


―困っていても助けは来ない!?
  • 子連れでの公共交通機関利用時に、「困ったことがある」と答えたママは80%。
  • 困った理由1位の「泣く、ぐずる」を経験したことがあるママは65%。
  • 「子どものおしっこやうんちで途中下車」も約2割のママが経験。
  • 一方で、困った時に助けてくれる人が「いつもいた」と答えたママはわずか3.6%。
―迷惑かけたらどうしよう・・・がママ達の心境
  • 子連れの公共交通機関利用時、「周りに気を使う」ママが約9割。
  • 子どもが泣いたりぐずったりしたとき「周りに迷惑をかけている」と感じるママが約6割。
  • 「周囲から自分が責められている」と感じるママも約3割に。
―頼みの綱はおばあちゃん
  • 子連れママたちを助けてくれる人は「おばあちゃん」が6割以上。嫌な顔をする人は「おじさん」が4割以上。
―小さな手助けでもママたちの感動は大きい!
  • 子連れでの公共交通機関利用時、「周りに話しかけられたり手助けしてもらって嬉しかったことがある」ママは約8割。
  • 「席をゆずる」、「荷物を持つ」といった具体的な手助けでなくとも、「ママや子どもに話しかける」だけでも、喜ぶママ達。感動のあまり涙ぐむママたちの声も。
  • ―助け合うことはできないけど、許容を示しあうママ達。
  • ママ達自身が公共交通機関で泣いている赤ちゃんに遭遇した時の対応で、最も多いのは「笑顔などで許容している事を知らせる」で39%

調査結果


―困っていても助けは来ない!?

子連れでの公共交通機関利用時に、「困ったことがある」と答えたママは80%。
困った理由1位の「泣く、ぐずる」を経験したことがあるママは65%。
「子どものおしっこやうんちで途中下車」も約2割のママが経験。
一方で、困った時に助けてくれる人が「いつもいた」と答えたママはわずか3.6%。


ママと子どもだけで公共交通機関を利用した際、「困ったことがある」と答えたママは80%でした。そのママ達にどんな困ったことがあったかを聞いたところ、1位が「子どもが泣いたり、ぐずったりした」と「荷物が多くて大変だった」が同列で65.0%。3位が「エレベーターやスロープがなくベビーカーでの移動が大変だった」46.3%でした。「子どものうんちやおしっこで途中下車した」経験があるママも18.5%いました。子どもが小さいうちは、オムツや着替え、飲み物やおもちゃなど持ち物も多く、荷物も重くなりがち。その荷物に加えて子どもを抱っこするのは大変、でもベビーカーでの移動も大変。そうこうしているうちに泣き出した!うんちした!ママたちの慌てふためく姿が目に浮かびます。

そんな状況でママたちに話しかけたり助けてくれたりする人はあまり多くはないようで、「いつもいた」はわずか3.6%。「たまにいた」でも約4割の39.4%。そして22.6%のママたちは「全くいなかった」と回答しています。

―迷惑かけたらどうしよう・・・がママ達の心境

子連れの公共交通機関利用時、「周りに気を使う」ママが約9割。
子どもが泣いたりぐずったりしたとき「周りに迷惑をかけている」と感じるママが約6割。
「周囲から自分が責められている」と感じるママも約3割に。


ママと子どもだけで公共交通機関を利用する際、「周りにとても気を使う」と回答したママは45.8%、「周りにやや気を使う」が42.3%、約9割のママ達が、気を使っていると答えています。
ママと子どもだけでの公共交通機関利用時に「子どもが泣いたり、ぐずったりしたことがある」ママ達は65%でしたが、そんな時にママたちはどんな気持ちになるのかを聞いたところ、1位「早く泣き止んで欲しい」72.9%、2位「周りに迷惑をかけている」57.2%、3位「すぐにでも降りたい」45.2%がTOP3にならび、周囲の目をとても気にしているママたちの姿が見受けられました。「周囲から自分が責められていると感じる」と答えたママも28.6%と、約3割に迫りました。

―頼みの綱はおばあちゃん

子連れママたちを助けてくれる人は「おばあちゃん」が6割以上。嫌な顔をする人は「おじさん」が4割以上。

公共交通機関ではたまにしか助けてもらえない・・・そんな状況の中でママ達に話しかけたり手助けしてくれる人は?と問いかけたところ、1位は「おばあちゃん」61.2%でした。ついで多かったのは「おばさん」55.3%。ママたちの頼もしい味方として、中高年女性陣の存在が浮き彫りになりました。逆に、嫌な顔をする人は?を問うと、1位は「おじさん」47.4%、2位が「おじいさん」29.1%いう結果になり、子連れママたちへの寛容度に男女の差が出る結果となってしまいました。

―小さな手助けでもママたちの感動は大きい!

子連れでの公共交通機関利用時に、「周りに話しかけられたり手助けしてもらって嬉しかったことがある」ママは約8割。
「席をゆずる」、「荷物を持つ」といった具体的な手助けでなくとも、「ママや子どもに話しかける」だけでも、喜ぶママ達。感動のあまり涙ぐむママたちの声も。


周囲の目を気にして公共交通機関を利用中は肩身が狭いママたちですが、頻度は少なくても、周りに話しかけられたり手助けしてもらって嬉しかったことがあるママは約8割にも上りました。

ママたちが経験したことのある嬉しかったことで、最も多かったのは「席や場所を譲ってくれた」で67.4%。次いで「子どもに話しかけてくれた」59.3%、3番目が「ベビーカーや荷物を持ってくれた」41.9%、4番目は「ママ自身に話しかけてくれた」34.6%となりました。席を譲る行為は、子連れのママだけでなく、年配の方や妊婦さんにもしている行為なので行動に起こしやすいのかもしれません。しかし、そのような具体的な行動でなくとも、2番目や4番目のような、「子どもやママ自身に話しかけてくれた」という項目も上位にきています。周囲に気を使い、心細い思いをしているママ達は、ちょっとした声かけにも、感謝しているようです。

ママたちに嬉しかったエピソードを具体的に回答してもらったところ、
「『大丈夫よ。みんな、こんな時期があったんだから』と言われた時は、泣きそうになった。」「隣の車両から同年代くらいの男性が肩を叩いて席に誘導してくれた。泣きそうになった。」「『お母さん、よく頑張っているわね~♪』と声をかけられたときは、誰にも言われてこなかった言葉だったので涙が出てきました。」「ベビーカーを抱えて階段を抱っこで降りようかどうしようか迷っていたら、サラリーマンの方がベビーカーを持ってくれて涙がでそうになった。」など感動して涙ぐむママたちのエピソードが目立ちました。また、エピソードに登場するのは「男性」が多く、普段助けてもらう機会が少ない分、ママたちの印象に残る確率が高いのかもしれません。

―助け合うことはできないけど、許容を示しあうママ達。

ママ達自身が公共交通機関で泣いている赤ちゃんに遭遇した時の対応で、最も多いのは「笑顔などで許容している事を知らせる」で39.0%

しかし、いざ公共交通機関で泣いている子どもを連れたママに出会っても、どうしていいかわからないと思われる方も多いと思います。そこで、ママたちに自身に、公共交通機関で泣いている赤ちゃんがいた時どう対応するかを聞いてみました。ママになる前は「何かしたい気持ちはあるがどうしたらいいのかわからない」がもっとも多く、次いで「特に何もしない」が多いという結果になりました。しかしママになった後は「アクションはしないが笑顔等で許容している事を知らせる」がもっとも多く、次いで「近くにいる場合だけ、話しかけるなどのアクションをする」が多くなりました。公共交通機関で子どもが泣いて困っているママたちを見かけた際には、あまり難しく考えず、笑顔を向けてあげる・ちょっと話しかけてあげるだけでもママたちの心はだいぶ楽になるようです。

調査概要


調査手法:ママスタジアムでのインターネット調査
対象者:ママスタジアムユーザー(子育て中の女性) n=454名
(本人年齢20代:45名、 30代:257名、 40代:140名、 50代以上:12名 )
対象地域:全国
調査時期:2018年6月12日~2018年6月18日

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