クラフトビールメーカー141社の経営実態調査 

2018年08月08日

帝国データバンクは、企業概要データベース「COSMOS2」(147万社収録)から、業績が判明しているクラフトビールメーカー141社を抽出。クラフトビール製造を「主業」として手がける54社と、本業は別にあるが、ビール製造も行う「従業」87社について、業歴、売上規模、従業員規模、資本金、従業メーカーの本業、地域、都道府県、売上高と利益の動向について、調査・分析した。
前回調査は2016年9月1日。

調査結果


  • 1 クラフトビール製造を「主業」とするメーカーは54社あった。そのうちの9割は売上高10億円未満で、7割が従業員10人に満たない。小規模な事業者が中心となっている
  • 2 本業は別にあり、クラフトビール製造も手がける「従業」メーカー87社中、本業としてもっとも多いのは「清酒製造」の13社(構成比14.9%)。次いで「西洋料理店」や「酒場、ビヤホール」などの飲食店だった
  • 3 「地域」別では「関東」、「中部」、「近畿」の三大都市圏が全体の半分以上を占めたが、「都道府県」別では主業メーカー54社中、「北海道」が8社、構成比14.8%を占めてトップ。第2位は「静岡県」で、第3位は「東京都」
  • 4 前期と比較可能な52社中、「増収」が31社と約6割の企業が売り上げを伸ばした。反面、税引き後利益では前期との比較が可能な29社のうち、「改善」が14社に対して「悪化」が12と拮抗。悪化の要因としてもっとも大きいのは人件費の上昇であった
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[帝国データバンク]
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