転職成功者の年齢調査(2018年上半期)
2018年08月20日パーソルグループのパーソルキャリアが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、2007年7月〜2018年6月の期間に、DODAエージェントサービスを利用したビジネスパーソン約16万人の転職した年齢について調査を行いました。
調査結果
■【全体】転職成功者の平均年齢は31.6歳
2018年上半期の転職成功者の平均年齢は31.6歳で、前回調査(2017年下半期)の32.1歳からマイナス0.5歳という結果となりました。男女別の比較では、男性の平均年齢は32.4歳で前回比マイナス0.3歳、女性の平均年齢は29.7歳で前回と同様の結果となりました。
■【年齢別】若手の転職者が増え、20代の割合は2.3ptアップ
年齢の内訳を見ると、最も割合が高いのは「25~29歳」の39.6%で、次いで「30~34歳」の23.3%、「40歳以上」の14.0%が続きます。前回と比較すると、「24歳以下」と「25~29歳」がそれぞれ0.8pt、1.5ptずつ割合を上げました。
■【意識調査】「転職に年齢は問わない」と考える人が過半数を占める
今回は、『転職と年齢』についての意識調査を実施しました。2018年6月にDODAが20~59歳のビジネスパーソン3,000人を対象に行ったインターネット調査では、「転職に年齢は問わないと思う」と回答した人の割合は58.6%で、過半数を占める結果になりました。
職種別に比較してみると、その傾向は「専門職」や「技術系」といった職種でより強く表れています。これらは専門的な知識や資格、経験が求められることも多い職種ですが、それだけに、身につけた実績を活かせば年齢に左右されない転職ができる、と考えている人の割合が高いと思われます。
調査概要
【転職成功者の平均年齢】
2007年7月~2018年6月の間に、DODAエージェントサービスを利用して転職したビジネスパーソン約16万人のデータをもとに算出
【転職と年齢に関する意識】
ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査/有効回答数3,000人(20~59歳、正社員)