年齢に関する意識調査 第2弾(10代~50代男女対象) 

2018年08月30日

BIGLOBEは、「年齢に関する意識調査」を実施しました。本日、調査結果の第2弾を発表します。

本調査は、インターネットを利用する方のうち、スマホを所有する全国の10代~50代の男女1,500人を対象にアンケート形式で実施しました。なお、それぞれの年代カテゴリは300人ずつ、性別カテゴリは150人ずつ抽出しています。調査日は2018年7月23日~7月25日、調査方法はインターネット調査です。

調査結果のトピックス


  • 生きたいと思っている年齢は平均77.1歳。10代は100歳以上希望が19%弱
    10代から50代の男女1,500人に希望する寿命について質問したところ、希望寿命の平均は77.1歳となった。厚生労働省が発表した平均寿命(男性81.1歳、女性87.3歳)(注1)と比較しても低い年齢となった。一方、10代は、100歳以上の寿命を希望する人が18.7%と、他年代を大きく引き離して高い結果となった。

  • 老後の不安がある人は8割強。「老後資金」「年金制度」「病気・怪我」が上位に
    「老後に不安があるか」を質問すると、「ある」(48.7%)、「少しある」(33.9%)と、不安を感じている人が82.6%に上った。「老後に関して不安に思うこと」については、「老後の資金」が76.9%で1位。続いて「年金制度」(68.8%)、「病気・怪我」(61.9%)、「親の介護」(41.1%)と、老後を生き抜く金銭面、健康面の不安が浮き彫りとなる結果となった。

  • 仕事をリタイアしたい年齢、50代は65.6歳。一方、10代は50代後半を希望
    「仕事をリタイアしたい年齢」は、平均年齢が62歳となった。年代別で見てみると、定年退職が近い50代は、平均65.6歳と全年代で最高齢に。一方、10代は平均58.9歳と全体の平均年齢を下回った。なお、最も早くリタイアしたいのは20代で、平均56.9歳。職場の主戦力として働く現実を知り、早めにリタイアしたいという願望が垣間見える。

調査結果詳細


1.生きたいと思っている年齢は平均77.1歳。10代は100歳以上希望が19%弱

10代から50代の男女1,500人に「生きたいと思っている年齢」について質問したところ、希望する寿命の平均は77.1歳となった。これは厚生労働省が発表した平均寿命(男性81.1歳、女性87.3歳)と比較しても低い年齢で、長寿化している現状に対して、長生きすることを望まない人が多いことが明らかとなった。
ただし、年代別に見ると、10代は、100歳以上の寿命を希望する人が18.7%と、他年代を大きく引き離して高い結果となった。一方、20代と30代では、60歳未満の寿命を希望する人がそれぞれ、15.3%、11.7%と他年代より高く、老後に対してあまり期待をしていない人が少なからずいることがわかる。全体では、10代と50代の希望寿命の平均がそれぞれ80.2歳、79.3歳と高く、それ以外の年代は低い結果となった。

2.老後の不安がある人は8割強。「老後資金」「年金制度」「病気・怪我」が上位に

10代から50代の男女1,500人に「老後に不安があるか」を質問したところ、「ある」(48.7%)、「少しある」(33.9%)と、不安を感じている人が82.6%に上った。年代別で見ると、30代、40代では89.3%が、50代は90%が老後に不安を感じているなど、年齢が上がるにつれて老後不安が増している。

また「老後に関して不安に思うこと」は、「老後の資金」が76.9%で1位。さらに「年金制度」(68.8%)と金銭面の不安が上位を占める。続いて「病気・怪我」(61.9%)、「親の介護」(41.1%)と、健康面の不安も顕在化する結果となった。年代別で見ると、10代は「人とのかかわり」(26.8%)、「社会とのつながり」(25.9%)、「余暇の過ごし方」(23.9%)が他年代と比較して高い数値となり、物質的、健康的な要素だけではなく、社会との関係性に不安を感じている。50代は「病気・怪我」(75.2%)が他年代と比較して高い結果となり、金銭面と同程度に健康面を意識した結果となった。

3.仕事をリタイアしたい年齢、50代は65.6歳。一方、10代は50代後半を希望

10代から50代の働く男女886人に「仕事をリタイアしたい年齢」について質問すると、平均が62歳となった。年代別で見てみると、定年退職が近い50代は、平均65.6歳と、全年代で最高齢となった。また50代は65歳から69歳でリタイアしたいと回答した人が34%と他年代よりも高く、現実的に迫る定年退職と老後不安から、もう少し働きたいという要望が感じられる。一方、10代は58.9歳と平均を下回った。最も早くリタイアしたいのは20代で、平均56.9歳。20代は50歳未満でリタイアしたいと希望する人も18.5%と、他の年代よりも高い結果となった。社会人として本格的に働き出し、労働の現実を感じたことで、早めに仕事をリタイアしたいという願望が10代よりも高まった可能性も考えられる。

調査概要


調査名:年齢に関する意識調査
調査対象:インターネットを利用する方のうち、スマホを所有する全国の10代~50代の社会人男女1,500人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2018年7月23日~25日

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