近畿地区女性社長比率調査(2018年) 

2018年07月26日

帝国データバンク大阪支社では企業概要データベース「COSMOS2」(147万社収録)をもとに、個人事業主、非営利・公益法人などを除く近畿地区企業を対象として、女性が社長を務める企業の割合について集計・分析した。

調査結果


  • 2018年4月末時点の企業における女性社長比率は7.8%。30年前(1988年)は3.9%、20年前(1998年)は5.3%、10年前(2008年)は6.5%と推移し、全体では緩やかな上昇傾向が続いている
  • 女性社長の就任経緯をみると、男性社長に比べ「同族承継」の割合が高い。一方、「内部昇格」や「出向」の割合は低い
  • 年商規模別では、年商「5000万円未満」の小規模企業で11.7%と最高。以下、年商規模が大きくなるにつれて女性社長比率は低下した
  • 女性社長比率が高い上位業種をみると、「保育所」(54.1%)が唯一5割を超え最高。以下、「美容業」「老人福祉事業」と続いた
  • 本社が所在する府県別でみると、「奈良県」が9.5%で最高となった
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[帝国データバンク]
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