写真とシニアに関する調査(60歳以上の男女対象) 

2018年09月14日

ピクスタが運営する出張撮影プラットフォーム「fotowa(フォトワ)」は、敬老の日に向けて、60歳以上の男女(以下、シニア)を対象に、写真とシニアに関するアンケート調査を実施しました。その結果、頻繁に見返す写真は最近の写真であり、前向きな気持ちになることが判明。長寿祝いの記念写真も喜ばれていることがわかりました。

調査結果の概要


  • 夫は永遠に片想い? シニアが見返す写真、男性は妻、女性は子ども・孫
  • 写真で明るく前向きに!「気持ち明るく」9割、「独りではないと思える」8割
  • 若い頃の写真よりも、見返す頻度が高いのは「最近の写真」
  • 長寿祝いで記念写真「嬉しかった」9割なのに、撮影実態は5割

調査結果


■夫は永遠に片想い? シニアが見返す写真、男性は妻、女性は子ども・孫

「写真を見返したことがない」「自分が写った写真を撮影したことがない」を除く346名(男性155名/女性191名)に「誰と一緒に写った写真をよく見返しますか」を問うと、男性の約半数は「夫婦の写真」をよく見返しているのに対し、女性は3割強にとどまり、「子どもの写真」を見返す人の方が多いことがわかりました。

少子高齢化の背景を受け、「孫がいる」と回答した190名(男性84名/女性106名)に限定して集計すると、男女共に「孫と写る写真」をよく見返すと答えた人が最も多いことが判明。やはり、シニアの多くは「孫と写る写真」が1番であることがうかがえる結果となりました。

一方で、男性は孫との写真と同じくらいの人数が「夫婦の写真」を見返しているのに対し、女性は36.8%と、孫写真に比べて大きく減少。女性は子どもや孫へと気持ちが移っていきがちですが、男性は歳を重ねて、孫をかわいく思うようになっても、妻との写真もよく見返していることがわかりました。

■写真で明るく前向きに!「気持ち明るく」9割、「独りではないと思える」8割

「よく見返す写真」を見た時の心境を尋ねると、「笑顔になる」92.5%、「気持ちが明るくなる」91.3%、「長生きしなければと思う」72.3% など、前向きな気持ちになりやすいことがわかりました。

また、「写真を見返すことで生じる効果」についてきくと、「独りではないと思える」(79.5%)など、孤独感を感じにくくする効果が期待できることがわかりました。

実際に、写真をよく見返す人(346人)と見返さない、または撮影していない人(196人)を比較しても、写真をよく見返す人の方が、「誰かの役に立っている」「頼れる人がいる」「気心が知れた人がいる」など、前向きな気持ちを持てていることがわかりました。

■若い頃の写真よりも、見返す頻度が高いのは「最近の写真」

写真をよく見返すシニアは、若い頃の写真よりも最近撮影した写真をよく見返していることもわかりました。

頻繁に見返す理由は「自宅に飾ってあるから」(44.5%)が最も多く、ついで「フォトアルバムを見返すため」「スマホやパソコンに保存してある画像ファイルを定期的に閲覧する為」(各32.7%)が続きました。

■長寿祝いで記念写真「嬉しかった」9割なのに、撮影実態は5割

子どもの頃に比べて、歳を重ねてからは自身を主役とした家族の記念写真をとる機会は減少しがちですが、60歳の「還暦」、70歳の「古希」、77歳の「喜寿」など「長寿祝い」では自身を主役とした記念日もあります。
長寿祝いの席で、写真撮影を経験したことがあるシニアのうち9割は「嬉しい」と回答しています。

調査概要


調査対象:全国の60歳以上の男女
調査方法:インターネットによるアンケート調査「Fastask」(株式会社ジャストシステム)
有効サンプル数:542名(60代399名、70代124名、80代19名/男性272名、女性270名)
調査期間:2018年8月8日〜8月9日

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[ピクスタ]
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