高校生の居眠りに関する実態調査
2018年10月09日エフティ資生堂は、授業中の「居眠り」に着目し、「高校生の居眠りに関する実態調査」を実施いたしました。調査対象は全国の高校生男女300名。
調査結果概要
《中高生はとにかく眠い!そんな“青春ロスタイム”は1年で何分!?》
- 365日眠気と戦う高校生、最も居眠りしてしまうタイミングは約8割が回答した“学校の授業中”
- 授業中の居眠りによる“青春ロスタイム”は1年でなんと“合計7,300分、授業約145コマ分”ということが判明!
- 居眠りをしたことがない学生はたったの16%しかいないことが明らかに
全国の高校生が居眠りをしてしまうタイミングは、80.0%が回答した「学校の授業中」が他の回答と大きな差をつけて第1位となった。つまり、365日眠気と戦っている高校生は、1日で最も長く関わる授業時間に一番気を張らなければならない!
そんな授業中に居眠りをしてしまっている時間を1日分で平均すると、1人あたり「36.5分」という結果に。これを1年間で合計すると「7,300分※1」となり、なんと「授業約145コマ分※1 」に相当する“青春ロスタイム”が発生!今しかない貴重な青春なのに、知らずのうちに膨大な時間を寝過ごしているということに…。
また、「授業中に居眠りを一度もしたことがない」という優等生はわずか16.0%に留まる結果となっており、多くの学生が学生生活の中で、必死に眠気と戦っていることが分かった。
※授業中の居眠り時間…N=300(居眠りをしてしまった経験が「ある」「時々ある」と回答した人)
※あなたは授業中居眠りしてしまった経験はありますか… N=420
※あなたが居眠りをしてしまうタイミング… N=300 (居眠りをしてしまった経験が「ある」「時々ある」と回答した人)
《ああ恥ずかしい…みんなも経験済み!?居眠りあるある!》
- 居眠りで体験した恥ずかしい体験、第1位は“寝ビックン”
- 続いて、“暗号ノート”と“よだれノート”がランクイン
自身が居眠りをしてしまった時(もしくはしている人を見た時)の恥ずかしかった体験を聞いたところ、第1位は、定番あるあるだが、ひっそり誰かに見られているととても恥ずかしい「寝ながら身体がビックンとなってしまう“寝ビックン”(61.0%)」であった。
第2位以降には、一見安全そうであるが、そのまま提出してしまう危険もともなう「自分の書いたノートが読めない“暗号ノート”(37.0%)」「ノートによだれがついてしまう“よだれノート“(19.7%)」がランクイン。
多くの学生が、ただ居眠りをしてしまうだけでなく、恥ずかしい思いをしていることが分かった。
※N=300(居眠りをしてしまった経験が「ある」「時々ある」と回答した人)
《納得の嵐、一番居眠りしちゃう〇〇とは?!》
- 1番居眠りをしちゃう授業は“現代文”と“数学”、1番居眠りしちゃう席は“後列の窓側”
- 1番居眠りをしちゃう時間帯は、“お昼のあとの授業“ということが明らかに!
実際に居眠りをしてしまった(もしくは今後してしまいそうな)教科では、「現代文」「数学」が37.7%の同率で第1位にランクイン。
また、第2位以降にも「世界史(34.3%)」「古典(33.3%)」「英語(33.0%)」などの定番教科がランクインし、学校の授業ではほとんどの時間に睡魔が潜んでいるということに。
最も居眠りがバレにくいと思う席では「後列の窓側(49.3%)」が第1位に、次いで「後列のドア付近(27.0%)」「後列の真ん中(19.0%)」という結果に。多くの学生は、教壇から最も遠い後列であれば、居眠りがバレないと思っていることが判明!
さらに、居眠りをしたことがある時間帯の授業では、第1位に「お昼のあとの授業(78.7%)」が、次いで「嫌いな科目の授業(52.7%)」「朝一番の授業(31.3%)」がランクインした。やはり昼食でお腹がいっぱいになった時間は、多くの学生が眠くなってしまうことが明らかに。
※N=300(居眠りをしてしまった経験が「ある」「時々ある」と回答した人)
《居眠りなんてしなければ…居眠りの代償とは!》
- 5人に1人の学生が授業中の睡眠が原因で、”成績が下がってしまった”ことがあり
- “授業についていけなくなった”、机に頭をぶつけるなど“痛い思いをした”人までいると判明
授業中に居眠りをしてしまったせいで起きたことを聞いたところ、第1位は約5人に1人が回答した「成績が下がってしまった(20.7%)」であった。次いで、「授業についていけなくなった(19.0%)」とランクインしており、居眠りが学生生活に大きく支障をきたしている学生は多数存在!
その他にも、机に頭を打ってしまうなどの「痛い思いをした(10.0%)」という人や、中には「好きな人に引かれてしまった(1.7%)」「変なあだ名がついた(0.7%)」など、今後の学生生活に重大に関わってくるような悲しいエピソードも…。
※N=300(居眠りをしてしまった経験が「ある」「時々ある」と回答した人)
《中高生が実は知りたい居眠り対策方法とは?》
- 定番の居眠り対策方法第1位は“手をつねる”、次いで“妄想”がランクイン
- また半数以上が自分で実施している“居眠り対策の効果が充分でない“と感じており
- 8割がより効果的な“居眠り対策の救世主を探している”ことも判明
多くの学生が体験している授業中の居眠りだが、その対策として最も多かったのは、22.7%が行っていた「手をつねる」であった。 他にも「その場で軽く動く(20.3%)」「シャーペンで手のひらをさす(12.0%)」など、自分の身体に刺激を与えることで必死に目を覚まそうとする人が多数。
一方で、恋やファンタジーなど幸せな自分の世界に浸る、「妄想をする(22.0%)」という人も多数存在した。
また、これらの居眠り対策方法を行っているにも関わらず、「効果は充分だ」と感じている人はわずか11.7%しかおらず、「効果はあまりない」「効果は不十分だ」と感じている人は半数以上にも及ぶことが判明した。
そして、実は78.3%の人が「効果的な居眠り対策があれば知りたい」と思っていることも明らかになった。
多くの学生は、本当は居眠りをしたくないにも関わらず、良い対策方法が分からず困っているという結果に!
※N=300(居眠りをしてしまった経験が「ある」「時々ある」と回答した人)
調査概要
調査期間:2018年9月5日(水)~ 2018年9月7日(金)
調査対象:全国の高校生男女300名を対象
調査会社:GMOリサーチ株式会社
調査方法:インターネット調査