Web広告に関する意識調査(25~40歳のビジネスパーソン対象) 

2018年10月23日

Mtame(エムタメ)は、2018年9月にインターネット調査にて20代~40代のビジネスパーソン向けにWeb広告に関するアンケートを実施しました。

調査サマリ


  • Web広告費は「50万円未満」と「500万円~1,000万円未満」で二極化
  • Web広告費が少額の場合は自社運用、高額になればなるほど代理店を利用している企業が多い
  • 近年のWeb広告費の増減について「大幅に上昇」「上昇」したと答えたのは全体の58%
  • Web広告の費用対効果について「非常に良い」「良い」と感じているのは全体の52%
  • 現在取り組んでいるWeb広告施策の1位は検索広告、2位はディスプレイ広告

調査結果 


あなたの企業は毎月いくらWeb広告費をかけていますか?

毎月のWeb広告費は「50万円未満」と「500~1000万円未満」で二極化
全体(230名)の34%(62名)の回答者は「50万円未満」という結果になりました。
次いで多いのは17%(29名)の「500~1000万円未満」と二極化していることが分かります。
また、Web広告費に月500万円以上かけている回答者は全体の31%(54名)となりました。

あなたの企業ではWeb広告運用はどこで行っていますか?

Web広告費が少額の場合は自社運用、高額になればなるほど代理店を利用している企業が多い
全体(161名)のうち自社で運用しているという回答者は123名、代理店に任せているという回答者は101名という結果になりました。
内訳を見ると、広告費用が少額の場合は自社運用、高額になればなるほど代理店を利用している企業が多いことが分かります。

あなたの企業での近年の広告費の増減について教えてください。

全体の58%の企業の広告費が「大幅に上昇」または「上昇」している
「大幅に上昇」または「上昇」と回答した58%(106名)の内訳をみると、広告費を多く投資している企業が多いことが分かります。
逆にあまり広告費をかけていない企業は、広告費自体を削減している傾向にあることが分かります。

あなたの企業におけるWeb広告の費用対効果についてどう思いますか?

費用対効果が「良い」または「非常に良い」と答えた企業は全体の52%
全体(161名)の16%(26名)の回答者が「非常に良い」、36%(57名)の回答者が「良い」という結果になりました。
費用大効果が良いと答えた回答者の内訳を見ると、こちらも広告費を多く投資している企業はWeb広告の費用対効果の良さを実感していることが分かります。

まとめ

Web広告費を多く投資している(投資できる)会社は、運用を代理店に任せることにより費用対効果を感じているようです。

一方で、多額の広告費をかけていない企業は自社で広告を運用していることにより運用がうまくいかず、費用対効果を感じられないために広告費自体を削減しているという傾向があることがわかりました。
このため、広告費の二極化が進んでしまっているのではという印象です。

「リソースもなく、知識もなく、分析もできていないという状態にもかかわらず、広告費をかけられない…」という実情の中で、限られた広告費で効果を出そうと、自社で運用するも上手くいかず広告費を削減してしまう…という負のサイクルが生まれている可能性があります。

そうはいっても、多額のWeb広告費を投資できる会社とそうではない会社があるため、少額の出稿だとしても代理店に任せることで費用対効果を実感し、広告費を増額させるような良いサイクルを作っていく必要がある会社が多いのではないでしょうか。

調査概要


調査テーマ:Web広告に関する意識調査
調査手段:インターネット調査
調査期間:2018年9月3日~2018年9月17日
対象者:25~40歳のビジネスパーソン
回答数:230名

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[Mtame]
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