「自社の顧問採用と顧問へのイメージ」についての調査(30代~60代の経営者・役員対象)
2019年03月13日パーソルキャリアが運営する経営顧問の紹介サービス「i-common(アイコモン)」は、30代~60代の経営者・役員400名を対象に「自社の顧問採用と顧問へのイメージ」についての調査を行いましたので、結果をお知らせいたします。
高度な専門知識を有し一定水準以上の年収を得る労働者について、労働時間規制の対象から除外する仕組みであ「高度プロフェッショナル制度」がついに2019年4月よりスタート。これまでの労働時間を軸としない、新しい働き方として注目が集まっています。
今回、「高度プロフェッショナル制度」の導入によってさらなる活躍が期待される“顧問”に焦点を当て現状を調査したところ、採用に関わる多くの経営者・役員が自社顧問の働きに満足していることがわかりました。しかし、顧問への改善点を聞いたところ半分以上の約6割があると回答。約半分が「知人・関係者からの紹介」による採用で、全体で4割以上の人が採用に失敗した経験があると感じていることがわかりました。
調査結果概要
① 言いたいことが言えない?
4人に3人が顧問の働きに満足しているのに対し、改善点があると回答した人が半数以上!
- 顧問を採用した経験のある経営層・役員のうち、顧問の働き方に満足している人は全体の4人に3人以上(75.4%)。しかし改善点があると感じている人は、約6割(57.9%)にも上る。
- 改善点として、「自らもっと積極的に動いてほしい」、「もう少し聞き上手になってほしい」など。
② 顧問採用法は閉鎖的?
約半数がいまだに「知人・関係者からの紹介」で採用。採用に失敗した経験がある人は4割以上!
- 雇用形態は正規(47.6%)・非正規(48.4%)と広がる中、顧問採用方法の約半数(48.4%)が「知人・関係者からの紹介」。
- 全体で4割以上(45.2%)が顧問採用に失敗した経験があると回答。
調査概要
・調査時期:2019年2月
・対象:東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・京都・兵庫に住む男女30~60代の経営者・役員400名
・調査方法:インターネットによるアンケート回答方式