「中学生・高校生のニキビの悩み」に関する調査(中学生・高校生とその母親対象) 

2019年03月18日

エイボン・プロダクツは、思春期にできやすいニキビについて、悩みの実態、予防・ケア方法、また肌悩みの相談状況などについて、全国の中学生・高校生とその母親を対象に調査を実施致しました。

調査結果のまとめ


<スクリーニング調査 一般の中高生(ニキビに悩んでいない人含む) n=924>
  • 中高生が今までに悩んだことのある肌の症状は「ニキビ」が64.9%で断然トップ。特に高校生女子は72.1%が「ニキビ」に悩んだことがあると回答。
  • ニキビに悩んだことがあると回答した人のうち60.2%が現在進行形でニキビに悩んでいる。​特に中学生男子は77.7%と最多。  
<本調査 ニキビに悩んだことのある中高生とその母親 n=500>
  • ニキビ悩みの相談相手の95.4%は母親。一方で誰にも相談できていない中高生は3割以上。
  • ニキビが嫌だと感じるシーンのトップは「鏡をみるとき」で84.2%。​ 日常的にニキビを気にしていることがうかがえる。
  • ニキビ予防・ケアのために1日2回の洗顔を行っている中高生は33.2%にとどまる。​中学生男子の17.0%は洗顔を「ほとんどしない」と回答。  
  • ニキビ予防・ケアのために洗顔・化粧水・乳液のスリーステップを「毎日続けられる」と回答した中高生は​64.4%。しかしながら、実際にスリーステップを行っていると回答したのは15.9%にとどまり、実際には​できていないことがわかる。
  • 中高生の洗顔頻度と母親がニキビに関する肌の悩みや予防についてアドバイスする頻度には、相関性がある。ニキビ予防・ケアに母親が関与することの大切さがうかがえる。

調査結果


<スクリーニング調査 一般の中高生(ニキビに悩んでいない人含む) n=924>

■ 中高生が今までに悩んだことのある肌の症状は「ニキビ」が64.9%で断然トップ。

あなたは、どのような肌の悩みがありますか。今までに悩んだことがあるものをお答えください。(いくつでも)

中学生や高校生の男女924名に今までに悩んだことのある肌の症状を聞いたところ、「ニキビ」が64.9%で断然トップ。次いで「毛穴の開き・詰まり」(23.5%)、「日焼け」(20.9%)の順となっている。特に高校生女子は7割以上が「ニキビ」に悩んだ経験があると回答している。

■ 「ニキビ」で悩んだことのある中高生の60.2%が現在進行形でニキビについて悩んでいる。特に中学生男子は77.7%と最多。

n=600(前問でニキビに悩んだことがあると回答した人)
「ニキビ」の悩みについて、以下の中から、あなた自身にあてはまるものを回答してください。(回答は1つ)

「ニキビ」について今までに悩んだことのある人に、その悩みの程度を聞いたところ、「現在悩んでいる」が60.2%。「現在ニキビはできていないができやすいので悩むことがある」が19.5%、「たまにできることがあるのでその時は悩む」が17.7%。特に中学生男子は、77.7%が「ニキビについて現在悩んでいる」と答えており、常日頃からニキビ悩みを抱えている割合が高い。

<本調査 ニキビに悩んだことのある中高生とその母親 n=500>

■ 3割以上の中高生が誰にもニキビ悩みを相談できていない。

Q1 あなたは、誰かに「ニキビ」やその悩みについて、話したり相談したりしますか。(回答は1つ)

誰かに「ニキビ」やその悩みについて、話したり相談したりするか聞いたところ、「話したり相談したりすることがある」が65.6%。一方、「話したり相談したいと思うが、だれに相談したらいいかわからない」(15.8%)、「話したり相談したりしたいと思わない・その必要はない」(18.6%)と3割以上の中高生がニキビの悩みを相談できていない。高校生男子は、その割合がさらに高く、4割以上が一人で悩んでいることがわかる。

■ ニキビの悩みの相談相手の95.4%が母親。母親の関与が子供のニキビ対策には不可欠。

n=328(前問で「話したり相談したりすることがある」と回答した人)
Q2 あなたがニキビの悩みについて話したり相談したりする人は誰ですか。(いくつでも)

ニキビの悩みについて話したり相談したりする人は誰か聞いたところ、「母親」が95.4%と圧倒的な割合を占めることから、母親のアドバイスやサポートが重要な役割を担っていることがわかる。

■ ニキビが嫌だと感じるシーンのトップは「鏡を見るとき」が84.2%。日常的な場面で ニキビがあることが嫌だと感じている。

Q3 あなたは、どんな時に、自分にニキビがあることが嫌だと感じますか。(いくつでも)

どんな時に、自分にニキビがあることが嫌だと感じるか聞いたところ、「鏡を見るとき」が84.2%でトップ。以下「友だちに会うとき、学校に行くとき」(44.2%)、「写真を撮るとき」(31.6%)が続く。いずれも、日々の生活の中で頻繁にあるシーンであることから、日常的に悩んでいることがわかる。

■ ニキビの予防・ケア効果を一番実感できたのは「ニキビ用の洗顔・化粧水」56.6%。

Q4S1 あなたは、「ニキビ」ができた時にその症状を軽くしたり、治すために行なったことを以下からお答えください。 S2また、その中で効果を実感したものを回答してください。(それぞれいくつでも)

「ニキビ」ができた時にその症状を軽くしたり、治すために行なったことを聞いたところ、「ニキビ用の 洗顔料や化粧水などを使う」が56.6%で最も高く、「洗顔をこまめに念入りにする」(39.2%)、「市販の医薬品を使う」(32.6%)と続く。また、その中で効果があったものを聞いたところ、「ニキビ用の洗顔料や化粧水などを使う」が27.8%で最も高く、次いで「皮膚科などの病院へ行く」(20.2%)、「市販の医薬品を使う」(19.0%)であった。

■ ニキビの予防・ケアに重要な「1日2回の洗顔」を行なっているのは、全体の3割。

Q5 あなたは、ニキビの予防・ケアのためにスキンケア(洗顔、保湿など)をどのくらいの頻度で行なっていますか。(回答は1つ)。

ニキビの予防・ケアのためにスキンケア(洗顔、保湿など)をどのくらいの頻度で行なっているか聞いたところ、「1日2回以上」が33.2%。ニキビ予防・ケアに重要な、肌を清潔に保つための洗顔が「1日2回」行えている人は、3割程度にとどまっている。中学生男子は17.0%が「ほとんどしない」と回答しており、洗顔習慣が定着していないことがわかる。

■ ニキビ予防・ケアのための対策は「洗顔のみ」が43.9%。「洗顔+化粧水+乳液」まで 行っている人は1割半にとどまる。

n=458(Q5でニキビ予防・ケアのためのスキンケアを「ほとんどしない」と答えた人を除く)
Q6 あなたは、ニキビ予防・ケアのためにどのようなスキンケアを普段行なっていますか。(回答は1つ)複数あてはまる方は、主なスキンケア方法をお答えください。

ニキビの予防・ケアのためにどのようなスキンケアを普段行なっているか聞いたところ、「洗顔のみ」が43.9%、「洗顔+化粧水」が38.9%。「洗顔+化粧水+乳液」まで行っている人は15.9%にとどまった。

■ 3人に1人が洗顔・化粧水・乳液のスリーステップを「続けられない」と回答。

n=458(Q5でニキビ予防・ケアのためのスキンケアを「ほとんどしない」と答えた人を除く)
Q7 ニキビ予防のためには洗顔・化粧水・乳液のスリーステップが重要とされているようです。あなたは、ニキビの予防・ケアのためにスリーステップを毎日行なうことをどう思いますか。(回答は1つ)

ニキビの予防・ケアのためにスリーステップを毎日行なうことをどう思うか聞いたところ、「毎日続けられる」が64.4%,「毎日続けられない」が35.6%。3人に1人が毎日続けられないと回答している。特に高校生男子では、4割以上が毎日続けられないと回答している。

<母親への質問>

■ ニキビに関する肌の悩みや予防についての子どもとのコミュニケーションの程度

Q ニキビに関する肌の悩みや予防ケアなどについて、お子様と話したり、お子様から相談を受けたり、母親がアドバイスするような機会は合わせて大体どの程度ありますか。(回答は1つ)

ニキビに関する肌の悩みや予防ケアなどについて、子どもと話したり、子どもから相談を受けたり、母親がアドバイスするような機会は合わせて大体どの程度あるか聞いたところ、「よくある」が16.2%、「時々ある」が48.4%と、ニキビに悩んだことのある子どもを持つ母親の6割以上が子どもとコミュニケーションをとっている。
1日2回以上洗顔している子どもは、母親とニキビについて話す機会が「よくある」が24.1%、「時々ある」が53.6%と合わせて8割近くになっており、洗顔頻度の高い子どもほど、母親とコミュニケーションをとっている機会が多いことがわかる。

【子どもの洗顔頻度と母親とのコミュニケーション頻度の相関関係】
“洗顔の頻度の高いお子様”は、ニキビに関する肌の悩みや予防ケアなどについて、母親と話す機会が多いことがわかる。

調査概要


調査対象・サンプル数:
 ① スクリーニング調査 ⇒ 中学生・高校生の一般男女(924名)
 ② 本調査⇒上記のうち、ニキビに悩んでいる中学生・高校生の男女とその母親(500組)
調査方法:インターネット調査(ネオマーケティング)
調査期間:2019年2月16日(土)~ 2月18日(月)

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