「スマホの中身」調査(15歳~24歳の女性対象) 

2019年03月19日

SHIBUYA109エンタテイメントが運営する若者マーケティング研究機関『SHIBUYA109 lab.(読み:シブヤイチマルキューラボ)』はaround20と定義する15歳~24歳の女性を対象に、「スマホの中身」調査を行いました。首都圏在住(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)の高校生・大学生へのWEBアンケート調査と、SHIBUYA109(東京都・渋谷区)館内で実施したアンケート調査(以降「SHIBUYA109ガールズ調査」)の結果をお知らせいたします。

調査結果


【1】自撮りカメラアプリのDL数は平均2.7個!写真加工アプリも別途DLする徹底的なこだわり!

WEB調査にてaround20女子のスマホに入っているアプリカテゴリを調査しました。※図1最も多かったのはInstagramやTwitterを中心とした「SNSアプリ(89.2%)」。次いで「動画視聴アプリ(83.9%)」、LINEなどの「コミュニケーションアプリ(83.7%)」、「自撮りカメラアプリ(77.8%)」という結果となりました。
SHIBUYA109ガールズ調査では、SNS・コミュニケーションアプリ以外のそれぞれのアプリの平均ダウンロード数を確認してみたところ※図2、最も多くDLされていたのは「自撮りカメラアプリ(平均2.7個)」。「動画アプリ(平均2.4個)」、「音楽アプリ(1.1個)」と続く結果でした。※小数点第3位以下四捨五入
また「自撮りカメラアプリ」以外にも、おでかけ先の風景やフードの加工用に「写真加工アプリ」を別途DLするなど、彼女たちは用途に合わせてアプリを駆使しています。

【2】自撮りカメラアプリ使用率は驚愕の98.2%!人気No.1は「SNOW」

ダウンロード平均個数も最も多かった「自撮りカメラアプリ部門」。around20女子はどのアプリを使っているか調査しました。※図3
その結果、「カメラアプリを使わない」と答えたのはわずか1.8%。つまりaround20女子のカメラアプリ使用率は98.2%という驚愕の結果に!彼女たちにとって、自撮りの際アプリを活用することはもはや常識です。

自撮りカメラアプリランキング1位は「SNOW(63.6%)」、2位「B612(55.5%)」、3位は「SODA(32.7%)」「Ulike(32.7%) 」が同率ランクイン。元祖自撮りカメラともいえるSNOWは、季節限定フィルターや毎日新しいスタンプが追加されるなど楽しみ方も豊富で、around20女子から引き続き熱い支持を得ています。また「Ulike」には、お洒落なポーズの枠線に合わせて撮影できる「姿勢機能」もついていて、自撮りが苦手な子でも簡単にオシャレな写真が撮れることが人気の理由の一つのようです。around20女子の自撮りカメラアプリのトレンドは「ナチュラル感&透明感」。気になる顔のパーツの加工ができるビューティー効果で「盛れる」だけでなく、クリアな写りで自然さを演出してくれることが、人気アプリの共通点となります。

【3】9割が「YouTube」アプリをDL。情報はアプリ動画から取得する傾向

日々の生活の一部となっている「動画視聴アプリ部門」※図4では、YouTubeと回答したaround20が9割を超え、圧倒的な支持を集める結果に。次いで「AbemaTV(37.3%)」「TikTok(34.5%)」「TVer(20.0%)」と、around20の会話の中心となっているアプリの名前が並びました。
アンケートに答えてくれたaround20女子にYouTubeの人気の理由を聞いてみたところ、「気軽に視聴でき、見ていて飽きない」「暇つぶしになる」「好きなYouTuberがいるから」という声が多く挙げられました。
YouTubeではメイクやファッションのHOWTO動画からネタ系動画など様々なジャンルの動画が視聴でき、情報収集から暇つぶしまでカバーしてくれる点が魅力となっています。

「音楽視聴アプリ部門」※図5では、「LINE Music(35.5%)」「Apple Music(25.5%)」「その他(19.1%)」「YouTube Music(9.1%)」という順位でした。音楽視聴アプリでは、「新曲をいち早く聴けること」「曲数が豊富であること」「好きなアーティストの曲が視聴できること」を重視している子が多く、around20の音楽に対する注目度が高いことが分かります。

【4】アプリへの課金経験は4割。金額は年間5,000円未満が約7割

アプリ内の課金状況について聞いてみたところ、課金経験はおよそ4割という結果※図6となりました。課金対象は、LINEのスタンプやゲームアプリが多いようです。金額は年間5,000円未満が全体の66.7%でした。※図7
また最近では、YouTuberの有料チャンネルへ月額や年間定額費用を支払い、コンテンツを楽しむaround20も増えているようです。

『SHIBUYA109 lab.調べ』

調査概要


①WEBアンケート調査
調査期間:2019年2月
調査対象:首都圏在住(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県) 女性 高校生・大学生
有効回答数:N=472(高校生・高校専門学校生:178 専門学校生・大学生・大学院生:294)

②SHIBUYA109ガールズ調査/SHIBUYA109(東京都・渋谷区) 館内アンケート調査
調査期間:2019年2月
調査対象:SHIBUYA109来館者around20(15〜24歳)女性
有効回答数:N=110

③SHIBUYA109グループインタビュー調査
調査期間:2019年3月
調査対象:女性 高校生・大学生
有効回答数:N=高校生2名・大学生2名

調査実施・分析:SHIBUYA109 lab.(運営:株式会社SHIBUYA109エンタテイメント)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[SHIBUYA109エンタテイメント]
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