「初任給」に関する調査(10代~70代男女対象) 

2019年03月29日

エアトリは、10代~70代の男女429名を対象に「初任給」に関する調査を実施しました。

少子高齢化による人手不足を背景として、人材確保を目的とした初任給の引き上げが、各企業で広がっています。「初任給」を何に使ったか、今考えると「初任給」を何に使うべきだったか、エアトリが『初任給』に関するアンケートを実施しました。

調査結果


調査1:「初任給」は誰のために使いましたか?

 「自分」(総合57.2% 男性59.2% 女性54.2%)が、男女ともに最多回答でした。「自分」は男性が女性を回答率で上回りましたが、「母親」(総合31.5% 男性26.6% 女性39.3%)、「父親」(総合17.0% 男性14.2% 女性21.5%)、「兄弟(姉妹)」(総合5.5% 男性2.4% 女性11.2%)といった、初任給を“家族”に使うという回答は、いずれも女性が男性を上回る結果となりました。

調査2:「初任給」は何に使いましたか?(初任給を自分に使った人)

 “初任給を自分に使った人”に、その使いみちを聞いたところ、1位が「買い物」(総合35.4% 男性27.0% 女性50.0%)、2位が「貯蓄」(総合24.7% 男性30.0% 女性15.5%)、3位が「食事」(総合10.1% 男性11.0% 女性8.6%)でした、

 男女別では、女性の最多回答が「買い物」(50.0%)、男性の最多回答は「貯蓄」(30.0%)でした。他には、「趣味」が男性14.0%に対し、女性が1.7%、「旅行」が男性1.0%に対し、女性が12.1%と、男女間で大きな差が出る結果となりました。

調査3:「初任給」で何をプレゼントしましたか?(初任給を自分以外に使った人)

 “初任給を自分以外の誰かに使った人”に、何をプレゼントしたかを聞いたところ、1位が「現金・商品券」(総合23.7% 男性26.1% 女性20.4%)、2位が「外食」(総合22.0% 男性17.4% 女性28.6%)、3位が「小物類」(総合15.3% 男性15.9% 女性14.3%)でした。

調査4:平成最後の新社会人にアドバイスするならば、「初任給」は誰のために使うべきだと思いますか?(初任給を貰ったことがある人)

 1位が「自分」(47.7%)、2位が「母親」(36.4%)、3位が「父親」(13.0%)でした。実際に初任給を使った相手(調査1)と同様に、「母親」が「父親」を大きく上回りました。

調査5:平成最後の新社会人にアドバイスするならば、「初任給」は何に使うべきだと思いますか?(初任給を貰ったことがある人)

 1位が「自分への投資」(総合27.1% 男性26.2% 女性28.8%)、2位が「貯蓄」(総合25.9% 男性27.4% 女性23.3%)、3位が「食事」(総合10.0% 男性9.1% 女性11.6%)でした。

“平成最後の新社会人”に、「初任給」についてアドバイスをするなら
・将来に備えて早いうちから貯蓄をすすめます。急にまとまったお金が必要な時がきっと来ます(50代女性)
・初任給は生涯1度。自分の思い出になる物や旅行などに使ってはいかがでしょうか?(50代女性)
・支えてくれた感謝を込め、是非初任給は皆で喜びを分かち合ってほしいと思います(60代女性)
・給料の1割は貯蓄しなさい。残りで生活しましょう(60代男性)
・貯蓄といっても「金を貯めろ」ではない。「積立で株式を買って貯蓄しろ」です。経済も勉強できるし世界情勢にも興味が持てる。これは大きな財産となります(50代男性)
・労働の対価が支払われることのありがたみを噛みしめ、将来の自分のために使って欲しい(40代女性)
・最初の給料に対し、「これしかもらえないのか」と思うかもしれません。その時、ご両親がこれまであなたに投資したお金を振り返ってみてください。親孝行ができるのも、ご両親が健康なときだけです。無くしてからありがたみを知る前に、感謝の気持ちを伝えることを勧めます(40代女性)

調査概要


調査タイトル:「初任給」に関するアンケート調査
調査対象:10代~70代の男女429名
調査期間:2019年3月5日~3月8日
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社エアトリ

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