スマートフォン・ヘルスケア&フィットネスアプリの利用に関する調査 

2019年04月05日

ソフトブレーン・フィールドは、「マルチプルID-POS購買理由データPoint of BuyⓇ」(以下POB)アンケートモニター(n=4,477名 男女20代~60代)を対象に、「スマートフォン ヘルスケア&フィットネスアプリの利用に関するアンケート」を2019年3月6日(水)~3月11日(月)にかけて実施しました。

調査結果のポイント


  • スマートフォンのヘルスケア&フィットネスアプリを「現在利用中である」が17.6%、「過去に利用したことがある」9.6%と合わせて、直近1年間で利用経験がある方は、約3割となった。
  • 利用経験があるヘルスケア&フィットネスアプリの分野は、「健康管理」が52.7%で最多。「運動管理・運動指導」が40.8%、「ダイエット」が29.9%と続いた。
  • 利用頻度は、「週に6日以上」が54.3%で、半数以上の方がほぼ毎日利用をしている。
  • 管理をしている項目は、「歩数・歩行距離」が75.9%が最多で、次の「体重」51.8%を20ポイント以上引き離した。
  • 利用する際に重視したポイントは、「操作のしやすさ」が64.6%で最多、「グラフや動画など情報のわかりやすさ」が41.7%、「利用料金」が37.6%と続いた。
  • 利用することにより得られたメリットは、「いつでも健康や運動などの管理ができるようになった」が33.0%で最多。「楽しく健康や運動などの管理ができるようになった」が23.4%、「健康をより意識するようになった」が23.2%と続いた。

調査結果


まず調査では、直近1年間のスマートフォンのヘルスケア&フィットネスアプリの利用経験について、調査をしました。

ヘルスケア&フィットネスアプリを「現在利用中である」が17.6%、「過去に利用したことがある」9.6%と合わせて、直近1年間で利用経験がある方は、約3割となりました。

次からは、ヘルスケア&フィットネスアプリの利用経験があると回答した、1,217名を対象に調査をしました。

まず、利用経験があるヘルスケア&フィットネスアプリの分野は、「健康管理」が52.7%でもっとも多く、「運動管理・運動指導」が40.8%、「ダイエット」が29.9%と続きました。ヘルスケア&フィットネスアプリを利用したことがある方のうち、2人に1人が「健康管理」のアプリ利用経験があることがわかりました。

次に、ヘルスケア&フィットネスアプリの利用頻度について調査をしました。

利用頻度は、「週に6日以上」が54.3%となり、半数以上の方が、ほぼ毎日利用をしていることがわかりました。

次に、ヘルスケア&フィットネスアプリで、管理をしている項目について調査をしました。

管理をしている項目は、「歩数・歩行距離」が75.9%でもっとも多く、次の「体重」51.8%を20ポイント以上引き離す結果となりました。「目標歩数を設定してそれをクリアするために、できるだけ歩くようになった。(60代男性)」や、「歩数計の設定値を1万歩にしているので、通勤時、バスを止めて毎日設定値以上歩くようにしている。(60代男性)」などといったコメントがあり、いつも持ち歩くスマートフォンだけで、手軽に歩数の管理ができることにより、継続につながっていることが伺えます。

また、「体重」については、「毎日の体重を記録しているので増えた時に気をつけるようになった。(30代女性)」や「体重や体脂肪率を数字で見ることにより、運動をするモチベーションになり、ダイエットに成功した。(40代女性)」など、健康だけではなく、ダイエットや美容目的で管理しているという声がありました。

次に、ヘルスケア&フィットネスアプリを利用する際に重視したポイントを調査しました。

利用する際に重視したポイントは、「操作のしやすさ」が64.6%でもっとも多く、「グラフや動画など情報のわかりやすさ」が41.7%、「利用料金」が37.6%と続きました。

また、今回の調査で利用しているアプリの月額料金を聞いたところ、「無料」と回答した方が84.7%となり、iPhoneなどにみられる初期インストールのヘルスケアアプリを利用していると回答した方もみられました。

次に、ヘルスケア&フィットネスアプリを利用することによって、得られたメリットを調査しました。

利用することにより得られたメリットは、「いつでも健康や運動などの管理ができるようになった」が33.0%でもっとも多く、「スマホはいつでも持ち歩くので、忘れることがなく健康管理ができる(50代女性)」といった、利便性に関する声が多く挙がりました。次に「楽しく健康や運動などの管理ができるようになった」が23.4%、「健康をより意識するようになった」が23.2%と続き、「アプリだとゲーム感覚でエクササイズが続けられるので運動が継続できた。(40代男性)」や、「以前は、なんとなく漠然と体調の管理をしていたが、アプリで数字やグラフで目にすると反省し改善しなくてはと意識が強くなった。(60代女性)」といったコメントがありました。

他にも、少数派ではありますが、「好きな時間に運動ができるようになった(5.1%)」、「ジム通いを止め節約につながった(2.3%)」とあり、「以前はパーソナルトレーナーの人がいるジムに行きましたが値段が高かったので、アプリに変えました。(50代女性)」などから、節約につながったという声がありました。

今回の調査では、ヘルスケア&フィットネスアプリの利用者は3割程度となりましたが、利用者の方のコメントをみると、「離れている両親の体重を管理をしている。(50代男性)」や、遠方の家族の健康管理をアプリで行っている方や、「病院でデータを見てもらい、専門家の見解を過不足なく聞かせてもらえるようになった(30代女性)」、「病院受診の際の参考になるように、日々の血圧や体調を管理してる(60代女性)」など、家族や医師とデータを共有している方もみられました。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ソフトブレーン・フィールド]
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