ヘルスケア&フィットネスアプリ市場の実態調査(「App Ape」のモニターユーザーのアプリ利用ログから推計) 

2018年12月21日

電通デジタルは、モバイル向けのアプリ分析を得意とするフラーと共同で、モバイル・アプリ市場の中で高い成長率を見せたヘルスケア&フィットネスアプリ市場に注目し、3万モニターを対象とした実態調査を実施しました。調査レポートより、一部調査結果を発表します。

<調査の背景・目的>
近年、モバイル向けアプリの利用者は増加しており普及率が拡大しています。成長するモバイル・アプリ市場において企業のビジネスニーズも高まっていることから、顧客企業に向けモバイル・アプリマーケティングを提供する電通デジタルと、モバイル・アプリの分析を得意とし、自社で独自のアプリ分析プラットフォーム「App Ape(アップエイプ)」を保有するフラーと共同で、アプリの利用に関する実態調査を実施しました。
今回は第二弾として、スマホユーザーの健康に対する意識の高まりから近年特に利用が拡大し注目度も高まっているヘルスケアアプリ市場の調査レポートを発表します。

主な調査結果


① ヘルスケア&フィットネスアプリユーザー利用率は2年間で2倍に成長

調査結果によると、フィットネスアプリの利用率はこの2年で5%から10%へと約2倍に伸びました。一方、1人あたりのフィットネスアプリ利用個数は1.1個と大きな変化はないことが分かりました。

② ヘルスケア&フィットネスアプリはスマホユーザー全体で33%が利用

フィットネスアプリは、休眠ユーザーを含めると全体の33%が利用していることが分かりました。その内、49%が男性、51%が女性と男女比率は約半々の割合となり、30~40代の割合が最も高いことも分かりました。

③ ヘルスケア&フィットネスアプリ利用ユーザーが最も使っているニュース系アプリは「Yahoo! JAPAN」

ヘルスケア・フィットネスアプリ所持ユーザーが 最もよく使うニュース系アプリは「Yahoo! JAPAN」で35.0%が利用。続いて「スマートニュース」が18.8%、「Flipboard Briefing」が18.4%という結果になりました。

④ ヘルスケア&フィットネスアプリ所持ユーザーの3人に1人が「マクドナルド」アプリを利用

ヘルスケア・フィットネスアプリ所持ユーザーが最もよく使うFOOD&DRINK系アプリは「マクドナルド」が35.6%。続いて「クックパッド」が15.2%、「DELISH KITCHEN」が8.4%という結果になりました。

⑤ 利用率が高いのは30〜40代はトレーニング系アプリ、50代はログ系アプリ

30~40代は「Garmin Connect™」「FiNC」などのトレーニング系アプリの利用率が高く、50代は「からだメイト」などのログ系アプリの利用率が高いことが明らかになりました。

調査概要


■調査方法:スマホアプリ分析プラットフォーム「App Ape」のモニターユーザーのアプリ利用ログから推計
■調査対象アプリ:Google PlayのMEDICALカテゴリー、HEALTH_AND_FITNESSカテゴリーで「ダイエット」「体重管理」「フィットネス」という文言を含む75アプリ
■サンプル数:約3万
■調査対象期間:2016年6月~2018年7月

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[電通デジタル]
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