ストレスオフ白書2018-2019 VOL.5 健康管理意識(20~69歳の既婚有職者男女対象) 

2019年02月05日

ストレスオフ・アライアンスは、全国の男女14万に行っている大規模調査「ココロの体力測定」を基に「日本人とストレス性疲労」の研究を進め、『ストレスオフ白書』にまとめています。今回のテーマは「健康管理意識」です。

■ 『ストレスオフ白書2018-2019』とは
当法人では、参画企業の株式会社メディプラス研究所が全国14万人(男女各7万人、20~69歳)に行っている大規模インターネット調査「ココロの体力測定」を基に、睡眠、食事といった生活習慣から、働き方・休み方、デジタル依存といった社会問題、年代別のストレス課題まで、日本人のストレス性疲労状況を『ストレスオフ白書』として編纂。

調査結果


【1】日本人の健康管理意識(男女別)
  • 男女とも、「体を温める」「飲酒」の管理意識が特に高い。
  • 「メタボリックシンドローム改善」「ブルーライト対策」が続くが、特に男性は「メタボ改善」意識、女性は「ブルーライト対策」意識が高い。
  • 「健康管理アプリ」などのデジタル活用は12~14%と1割強。
【2】健康管理アプリ / WEBサービス利用とストレス性疲労(男女別)

当法人では、ストレス量が個々人のキャパシティを超えて起こる心身の疲労状態を「ストレス性疲労」と定義。本白書では「慢性疲労」と「自律神経乱れ」がストレス性疲労を引き起こすと推定し、「症状なし」から「症状あり。病院に通院」まで5段階の回答項目が、両方一致した人数を算出しています。
EX. 男性で「慢性疲労」「自律神経乱れ」共に「症状なし」39,944人

  • 「ストレス性疲労」があり「対策をしている」では、男女とも約2割が「健康管理アプリ」を利用する習慣がある。これは「ストレス性疲労」はあるが「対策をしていない」と比較し、男性で約3倍、女性で約2倍の違いがある。
【3】年代別 健康管理アプリ / WEBサービス利用(男女)
  • 年代別で見ると、男女とも60歳以上のシニア世代の利用率が高い。次いで男性は20代、女性は20~30代の利用率が高い。
  • 40代の利用率の低さは男女共通。
  • 割合としては「知らない」をしのぎ、「意識していない / 取り入れていない」が圧倒的に高く、一般的なスマホ利用率の高さとは比例しないと言える。
【4】健康管理アプリ / WEBサービス利用 セルフケア時間比較(平日休日・男女)
  • 男女とも、「アプリ利用」者は「アプリ(利用)なし」者と比較し、美容・健康関連の「セルフケア」時間が長い傾向にある。
  • 平日休日で大きな差は見られない。
【5】健康管理アプリ / WEBサービス利用 睡眠関連行動比較(男女)
  • 「アプリ利用」者の行動では、睡眠に繋がる「日没後の運動」「ブルーライト対策」に積極的な傾向。
  • 「カフェイン」「アルコール」など、一般的に睡眠を左右すると言われる飲料への意識も高い。

調査概要


■調査名:ココロの体力測定2018
■方法:インターネット調査
■調査期間:2018年3月7日~17日
■サンプル数:14万人(男女各7万人)
※都道府県ランキングに必要な数、各県1000サンプル以上を確保し、その後人口比率(都道府県、年代、有職割合)でウエイト修正
■設問数 :15問
■調査機関:株式会社メディプラス研究所

●本レポート活用対象:
・健康アプリ / WEBサービス利用
男性:アプリ利用8559人、アプリ(利用)なし45943人
女性:アプリ利用9864人、アプリ(利用)なし44134人
・ストレス性疲労
男性:症状なし39944人 症状あり30067人[対処していない19125人 対処あり(生活習慣の工夫のみ6436人 通院以外でお金をかけて対処2668人 病院に通院1817人)]
女性:症状なし33527人 症状あり36462人[対処していない23305人 対処あり(生活習慣の工夫のみ8291人 通院以外でお金をかけて対処2675人 病院に通院2191人)]
・年代別
男性 20~29歳:11039人、30~39歳:13819人、40~49歳:16236人、50~59歳:13484人、60~69歳:10642人
女性 20~29歳:15433人、30~39歳:13519人、40~49歳:15986人、50~59歳:13571人、60~69歳:16270人

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[PRTIMES]
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