(日本・中国)飲料・ミネラルウォーターに関する実態調査 

2013年06月03日
インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチは、GMOリサーチが保有する日本のモニターと中国の提携モニターを対象に「飲料・ミネラルウォーターに関する実態調査」を実施。

【調査結果】
■普段の食生活について
・食生活における「飲料」の位置づけを把握するために前提として、「普段の食生活で気を付けていること」についてアンケートを行ったところ、食に関する様々な項目で日本人に比べ中国人の方が圧倒的に気を遣っていることが判明。食からの健康について中国人の意識の高さが明確となった。

・両国の回答数の差が顕著であったのは「ごはんなどの穀物を意識してたべる」(日本:12.1%、中国:57.3%)や、「カルシウムを多く含む食品を食べる」(日本:8.0%、中国:40.5%)であり、中国は日本の4.5~5倍であった。

・「水分をこまめに取る」と回答した人は、日本・中国共に2番めに多い回答数となり、どちらも「飲料」の重要性が高いことがうかがえる。しかしその数値を見ると、日本では31.9%だったのに対し、中国では69.3%と日本の2倍以上であった。

■飲料に関して
・水以外で普段飲んでいる飲料は、日本では「お茶」が67.6%と最も多かったのに対して、中国では「牛乳」(60.6%)が最も多く、次いで「果実系飲料」(48.7%)で、歴史も長く、文化にも発展した「お茶」は43.6%と半数に満たなかった。

・家庭内で飲用されている水は、日本では「水道水をそのまま」飲用する人が最も多く(31.2%)、反対に中国では
15.7%と日本の約半分の数値となった。

・中国ではミネラルウォーター(29.7%)や浄水器(26.3%)、宅配水(20.1%)が同程度の回答数で、それぞれ家庭にあった方法で利用されている様子がうかがえる。

■ミネラルウォーターに関して
・ミネラルウォーターを日常的に購入していると回答した人が日本では30.5%だったのに対し、中国では92.7%と圧倒的で、日常的に必要とされている様子がうかがえる。

・ミネラルウォーターを購入しない理由(日本のみ)は、「水を買う習慣がないから」(34.7%)という回答が最も多く、続いて「価格が高いから」(25.8%)、「水道水に不安を感じていないから」(17.6%)という、購入しなくても飲水に困らない日本の背景が垣間見える結果となった。

・ミネラルウォーターを購入する際に重視している点については、「価格」(日本:計87.6%、中国:計75.8%)以外のすべての項目で、中国が日本の数値を上回る結果となった。

・中国で特に回答が多かったのが、「メーカー・ブランド」(日本:計64.3%、中国:計93.7%)、「安全性」(日本:計66.7%、中国:計93.4%)、「口コミ、評判」(日本:計35.3%、中国:計90.4%)で、メーカー・ブランドに対する信頼性、安全性、そして口コミや評判が重視され、日本で最も決定に影響を与えているのは価格であることがうかがえる。


【調査概要】
・調査テーマ:飲料・ミネラルウォーターに関する実態調査について
・調査対象:20代、30代(男女各200名)、40代(男女各100名) 各国1,000名ずつ 計2,000名
・調査期間:2013年4月30日~2013年5月2日
・調査方法:インターネット調査(クローズド調査)
・調査地域:日本、中国

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[GMOリサーチ]
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