震災対策に関する調査 

2013年08月28日
ライフメディアは、地震災害の対策について調査を行った。

【調査サマリー】
■10代から60代の全国男女に対し、最近1年間の防災訓練(避難訓練)の参加の有無を尋ねたところ、参加したのは24%ほどだった。学生の多い10代は比較的参加率が高いが、昨年と比較すると下がっている。

■10代から60代の全国男女に対し、防災訓練(避難訓練)の実施が必要と思うか尋ねたところ、76%が「必要」と回答した。多くの人が「必要」と感じている防災訓練(避難訓練)だが、実際に参加している人は少なく、その対策が必要と感じられる結果となった。

■10代から60代の全国男女に対し、直下型などの大きな地震の発生に対しての思いを尋ねたところ、88%が「不安に思う」「少し不安に思う」と回答。また、女性の方が不安に思っている人が多い傾向がある。

■10代から60代の全国男女に対し、家庭で大きな地震への備えについて尋ねたところ、「水・食料などを備蓄している」が40%でもっとも多かった。続いて、「非常用持ち出しグッズを用意している」が29%。

■非常用持ち出しグッズを用意している人に、内容を尋ねたところ、「懐中電灯(88%)」「非常用食料(78%)」「飲料水(71%)」「携帯ラジオ(70%)」が上位になった。その他、女性は「ティッシュ・ペーパータオル等」を用意している割合が高い。

■非常用持ち出しグッズを用意している人に、グッズのチェック頻度を尋ねたところ、1年に1回に1回以上チェックをしている人は73%だった。

■水・食料などを備蓄している人に対し、何日分を備蓄しているか尋ねたところ、「3日分」と回答した人が40%と最も多かった。1週間以上の「8日分以上」と回答したのは8%程度だった。

■水・食料などを備蓄している人に対し、管理方法を尋ねたところ、「定期的に入れ替えている」人は41%、「日々消費しながら、随時補充している」人は43%とほぼ変わらなかった。「特に何もしていない」と回答した人は16%だったが、その管理ではいざというときに役に立たないことが考えられ、備蓄食品の管理方法の周知も必要と感じられた。

■何らかの地震への備えをしている人に対し、家庭での大きな地震への備えは十分か尋ねたところ、「備えは十分にできている」と回答した人は1%程度だった。「ある程度できている」とした人も21%程度で、多くは「やや不十分である(49%)」「不十分である(29%)」と回答している。

■大きな地震への備えを「特に何もしていない」とした人に、理由を尋ねたところ、「どのようなことをすればよいのかわからないから」が36%でもっとも多かった。特に女性は48%がそう答えており、準備の方法や何から始めたら良いのかが分からない人が多いことが分かった。


【調査概要】
・テーマ:震災対策に関する調査
・有効回答:1200件
・調査期間:2013年8月16日から8月21日
・対象者:10代から60代の全国男女

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