台風18号への防災意識 

2013年09月17日
スマートフォンユーザーに特化したマーケティングリサーチ事業を展開するリビジェンは、全国の10〜30代の一般男女500人を対象に、「台風18号への防災意識」についての調査を実施した。

【調査結果要約】
■避難勧告発令後も避難行動はとらなかった、91.9%が回答

■理由としては、「どこに避難したらいいのか分からず」「そこまでひどいと思わなかったから」「大丈夫そうだったから」などが挙げられる。

■自身の居住地エリアの避難場所が把握できていない、53%が回答

【調査結果詳細】

■ 先日の台風18号の影響で、あなたが住んでいる地域で「避難準備情報」や「避難勧告」、「避難指示」は発令されたか質問したところ、「発令された」は16.4%となりました。「発令されなかった」は71.6%、「分からない」は12%となりました。

■ 「発令された」と回答した人に対し、どのレベルまで発令されたか質問したところ、「避難準備情報」は43.9%、「避難勧告」は45.1%、「避難指示」は11%となりました。

■ 「避難勧告が発令された」と回答した人に対し、その発令が出された後、実際に避難行動をとったかどうか質問したところ、「避難行動をとった」と回答したのは8.1%となりました。「避難行動はとらなかった」は91.9%となりました。

■ 前述の質問で「避難行動はとらなかった」と回答した人に対して、その理由を尋ねたところ、以下の回答が挙げられました。

・「山側だから大丈夫だと思った」(20代女性)
・「どこに避難したらいいのか分からず」(10代男性)
・「大丈夫だろうと安易に予測した」(30代男性)
・「朝早かったので寝ていた」(30代女性)
・「マンションの2階に住んでいるので、大雨による冠水は心配ないと思ったから」(20代女性)
・「必要ないと思ったため」(30代男性)
・「特に危機感を感じなかったため」(10代男性)
・「仕事に行った」(20代女性)
・ 「被害がなかったし、周りも変わらず過ごしていた。避難勧告が出ても広範囲だったため大丈夫だと判断したため」(30代女性)

■ あなたが住んでいる地域で「避難勧告」や「避難指示」が発令された場合、実際にどこへ避難したらよいか把握しているかどうか質問したところ、「把握している」と回答したのは47%となりました。「把握」していないは53%となりました。

■ 非常食や水、懐中電灯などの防災用品は常備しているか質問したところ、「常備している」は11.8%となりました。「多少は常備している」は44%、「常備していない」は44.2%となりました。


【調査概要】
・調査手法:スマホリサーチ(スマートフォンを使用したインターネット調査)
・調査対象:全国の10代〜30代の一般男女(スマートサーベイモニター会員)
・有効回答数:500名
・調査期間:2013年9月17日 14:00〜同日14:24
・調査地域:全国

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[リビジェン]
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