2014年度新卒採用 就職・採用活動アンケート調査 

2013年05月23日
エン・ジャパンが運営する、『[en]学生の就職情報』は、2014年3月卒業予定の学生と求人企業を対象に、『2014年度新卒採用 就職・採用活動アンケート』を実施。

 【注目動向①>>現在の就職・採用活動の状況】


●<学生>学生1人あたりの面接参加社数は5.7社
 学生1人あたりのエントリー社数は63.3社、企業セミナー参加社数は17.6社で、いずれも13年度並みとなりました。また、面接参加社数は5.7社(13年度:5.1社)、最終面接参加社数は0.6社(13年度:0.4社)となり、13年度を上回っています。

●<学生>4月度の内定取得率は、13年度並みの15.5%
 学生の悩みは、13年度と同様「面接」が最多

 4月度の内定取得率は15.5%で、13年度並みとなりました。現在(4月)の悩みは、13年度同様に「面接」(28.8%)が最多となっています。また、4月の内定取得率は3月(3.5%)に比べ12.0ポイント増加したことから「特に悩みはない」(7.2%)と回答した学生が、3月よりも4.0ポイント増加しました。

●<企業>内定出し開始率は、12年度、13年度を上回る37.2%
 企業セミナー開始率は81.9%(13年度:72.5%)、選考開始率は72.4%(13年度:64.9%)で、いずれも13年度を上回りました。また、内定出し開始率は37.2%となり、12年度、13年度に比べ、内定出しを開始している企業の比率が高くなっています。

●<企業>約半数の企業が母集団形成を「想定より少ない」と回答
 13年度に比べ「母集団形成」に悩む企業が増加

 母集団形成状況について「想定より少ない」「想定より大幅に少ない」と回答した企業は 48.6%で、13年度に比べ10.5ポイント増加しました。そのため、現在(4月)の悩みも「母集団形成」が、13年度比4.7ポイント増加の26.5%となっています。

 【注目動向②>>リクルーター】


●<学生>接触があったリクルーターの業界は「金融」が最多
 これまでに「リクルーターと接触したことがある」と回答した学生は24.0%でした。中でも「理系男性」の接触率は29.0%となり、最も高くなっています。また、接触があったリクルーターの業界は「金融」(19.5%)が最も多く、次に多い「食品メーカー」(7.9%)の約2.5倍となりました。

 【注目動向③>>就職・進路を考える際の気持ち、12年度新入社員の定着状況】


●<学生>4割以上の学生が就職・進路を考える際の気持ちを「楽しみだ」「どちらかといえば楽しみだ」と回答
 就職・進路を考える際の気持ちとして「楽しみだ」「どちらかといえば楽しみだ」という回答は、2012年10月は33.9%であったのに対し、2013年4月は40.5%となり6.6ポイント増加しました。就職活動を通じて、就職・進路に対する期待感が醸成されたようです。
また、「面接参加」「最終面接参加」「内定取得」と就職活動が進むごとに「楽しみだ」「どちらかというと楽しみだ」と回答した学生の比率が高くなっており、進捗状況によって学生の意識に違いがみられました。

●<企業>12年度の新入社員が「70%以上在籍している」と回答した企業は89.0%
 12年度の新入社員が「70%以上在職している」と回答した企業は、全体で89.0%でした。企業規模別でみると300名以上では92.5%、300名以下では86.3%となっており、定着状況にやや差がみられました。
また、12年度新入社員の活躍状況について、77.3%の企業が「会社の期待を上回る活躍をしている」「会社の期待通りの活躍をしている」と回答しました。規模別では、300名以上(78.9%) の方が、300名未満(76.2%)に比べ「活躍している」と回答した企業の割合が高くなっています。


【調査概要】
 <学生調査>
 対象:「[en]学生の就職情報2014」に登録するモニター学生
 期間:2013年4月5日~4月15日  
 方法:E-mailによるWEB投票画面の配信
 有効回答数:1,050名

<企業調査>
 対象 : 「[en]学生の就職情報パートナーズNEWS」登録企業
 期間 : 2013年4月5日~4月15日
 方法 : E-mailによるWEB投票画面の配信
 有効回答数 : 410件

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[エン・ジャパン]
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