2015年卒ブンナビ学生アンケート(2013年9月実施)調査
2013年10月02日
文化放送キャリアパートナーズは、2015年卒業予定の学生を対象とした「2015年卒ブンナビ学生アンケート(2013年9月実施)」の調査結果を発表。本調査は毎年卒業学年の前年9月から翌年6月まで毎月定期的（12月～5月は月2回）に実施し、職業観、就職活動状況、学生生活などを調査しています。
【調査トピックス】
■アベノミクスで2015年卒学生の就活はのんびりムード
景気回復ムードはこれから就活を控える学生意識も変化させ、昨年の学生とは行動を変えているようだ。
Q2.2015年卒の就職環境はどうなると思いますか？（択一）
・楽勝（昨年より就職しやすい環境になる） 4.6% (昨年同時期 0.8%／昨年比 +3.8%)
・まあまあ(昨年並み） 77.3% (昨年同時期 62.3%／昨年比 +15.0%)
・厳しい（昨年より就職が難しい環境になる） 18.1% (昨年同時期 36.9%／昨年比 -18.8%)
「厳しい」と考える学生が大幅に減少している。その理由としては、「アベノミクス効果による好況感がもたらされた直後の就活にあたる上、東京オリンピック開催も決定しており、今後数年の好景気が予想できそうであり、好景気が予想できる環境の下では採用数が増えるだろうと予想するため。」(一橋大学・文系・男)、「アベノミクスがなんとかしてくれるから」(早稲田大学・理系・男)など、景気回復期待から採用増を予想する声が多かった。
このような意識変化が、就職活動準備を遅らせることにもつながりそうだ。
Q17.すでに企業研究、業界研究をはじめていますか？（択一）
・はい 29.9% (昨年同時期 35.0%／昨年比 -5.1%)
・いいえ 70.1% (昨年同時期 65.0%／昨年比 +5.1%)
Q20
就職活動にいつ頃から本格的に取り組みたいと考えていますか？（択一）
・すでに取り組んでいる 17.8% (昨年同時期 20.2%／昨年比 -2.4%)
・今月 21.4% (昨年同時期 21.0%／昨年比 +0.4%)
・10月 27.6% (昨年同時期 31.6%／昨年比 -3.9%)
・11月 13.5% (昨年同時期 13.5%／昨年比 0.0%)
・12月 16.8% (昨年同時期 12.5%／昨年比 +4.3%)
・来年1月以降 3.0% (昨年同時期 1.3%／昨年比 +1.6%)
就職活動は12月以降に取り組めばいいという学生が増えている。今回アンケートに回答した学生は、早期に就職サイトに登録し、就職ナビもチェックしている、平均的な学生より就職意識が高い学生層と考えられる。平均的な学生では、よりその傾向が顕著だろう。
12月の採用広報解禁とともに、学生に企業理解をしてもらう努力がより必要になりそうだ。
■WebへのアクセスはPCよりスマートフォンがメインに
Webへのアクセスをどのようなツール、環境で行うかへの質問では、スマートフォンがPCを上回った。昨年から大きく変化があった項目だ。
Q35.あなたがWebにアクセスするのに、もっともよく利用するのは？（択一）
・PC（自宅から） 35.9% (昨年同時期 50.1%／昨年比 -14.3%)
・PC（学校から） 6.3% (昨年同時期 6.1%／昨年比 +0.1%)
・タブレットPC 0.7% (昨年同時期 0.5%／昨年比 +0.1%)
・スマートフォン(iPhone) 27.3% (昨年同時期 18.8%／昨年比 +8.5%)
・スマートフォン(Android) 25.3% (昨年同時期 17.0%／昨年比 +8.4%)
・スマートフォン(その他) 2.3% (昨年同時期 1.1%／昨年比 +1.2%)
・携帯(ドコモ) 1.0% (昨年同時期 2.7%／昨年比 -1.7%)
・携帯(au) 0.7% (昨年同時期 2.9%／昨年比 -2.3%)
・携帯(ソフトバンク) 0.7% (昨年同時期 0.8%／昨年比 -0.1%)
大きく括って見ると、PC 42.8%、スマートフォン 54.9%、携帯(ガラケー) 2.3%と、スマートフォンがPCを上回った。この数値は男女差が激しく、男子ではPC 58.3%、スマートフォン 38.8%。女子ではPC 34.8%、スマートフォン 63.2%となる。
企業は採用ホームページなどのコンテンツを作る際、スマートフォンで見られることを意識する必要がありそうだ。特に女子の採用に力を入れる企業にとっては重要だろう。
【調査概要】
調査対象：2015年春就職希望の「ブンナビ！」会員大学生・大学院生
調査期間：2013/9/17～9/25
調査方法：Webアンケート
有効回答数：304件
その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
【調査トピックス】
■アベノミクスで2015年卒学生の就活はのんびりムード
景気回復ムードはこれから就活を控える学生意識も変化させ、昨年の学生とは行動を変えているようだ。
Q2.2015年卒の就職環境はどうなると思いますか？（択一）
・楽勝（昨年より就職しやすい環境になる） 4.6% (昨年同時期 0.8%／昨年比 +3.8%)
・まあまあ(昨年並み） 77.3% (昨年同時期 62.3%／昨年比 +15.0%)
・厳しい（昨年より就職が難しい環境になる） 18.1% (昨年同時期 36.9%／昨年比 -18.8%)
「厳しい」と考える学生が大幅に減少している。その理由としては、「アベノミクス効果による好況感がもたらされた直後の就活にあたる上、東京オリンピック開催も決定しており、今後数年の好景気が予想できそうであり、好景気が予想できる環境の下では採用数が増えるだろうと予想するため。」(一橋大学・文系・男)、「アベノミクスがなんとかしてくれるから」(早稲田大学・理系・男)など、景気回復期待から採用増を予想する声が多かった。
このような意識変化が、就職活動準備を遅らせることにもつながりそうだ。
Q17.すでに企業研究、業界研究をはじめていますか？（択一）
・はい 29.9% (昨年同時期 35.0%／昨年比 -5.1%)
・いいえ 70.1% (昨年同時期 65.0%／昨年比 +5.1%)
Q20
就職活動にいつ頃から本格的に取り組みたいと考えていますか？（択一）
・すでに取り組んでいる 17.8% (昨年同時期 20.2%／昨年比 -2.4%)
・今月 21.4% (昨年同時期 21.0%／昨年比 +0.4%)
・10月 27.6% (昨年同時期 31.6%／昨年比 -3.9%)
・11月 13.5% (昨年同時期 13.5%／昨年比 0.0%)
・12月 16.8% (昨年同時期 12.5%／昨年比 +4.3%)
・来年1月以降 3.0% (昨年同時期 1.3%／昨年比 +1.6%)
就職活動は12月以降に取り組めばいいという学生が増えている。今回アンケートに回答した学生は、早期に就職サイトに登録し、就職ナビもチェックしている、平均的な学生より就職意識が高い学生層と考えられる。平均的な学生では、よりその傾向が顕著だろう。
12月の採用広報解禁とともに、学生に企業理解をしてもらう努力がより必要になりそうだ。
■WebへのアクセスはPCよりスマートフォンがメインに
Webへのアクセスをどのようなツール、環境で行うかへの質問では、スマートフォンがPCを上回った。昨年から大きく変化があった項目だ。
Q35.あなたがWebにアクセスするのに、もっともよく利用するのは？（択一）
・PC（自宅から） 35.9% (昨年同時期 50.1%／昨年比 -14.3%)
・PC（学校から） 6.3% (昨年同時期 6.1%／昨年比 +0.1%)
・タブレットPC 0.7% (昨年同時期 0.5%／昨年比 +0.1%)
・スマートフォン(iPhone) 27.3% (昨年同時期 18.8%／昨年比 +8.5%)
・スマートフォン(Android) 25.3% (昨年同時期 17.0%／昨年比 +8.4%)
・スマートフォン(その他) 2.3% (昨年同時期 1.1%／昨年比 +1.2%)
・携帯(ドコモ) 1.0% (昨年同時期 2.7%／昨年比 -1.7%)
・携帯(au) 0.7% (昨年同時期 2.9%／昨年比 -2.3%)
・携帯(ソフトバンク) 0.7% (昨年同時期 0.8%／昨年比 -0.1%)
大きく括って見ると、PC 42.8%、スマートフォン 54.9%、携帯(ガラケー) 2.3%と、スマートフォンがPCを上回った。この数値は男女差が激しく、男子ではPC 58.3%、スマートフォン 38.8%。女子ではPC 34.8%、スマートフォン 63.2%となる。
企業は採用ホームページなどのコンテンツを作る際、スマートフォンで見られることを意識する必要がありそうだ。特に女子の採用に力を入れる企業にとっては重要だろう。
【調査概要】
調査対象：2015年春就職希望の「ブンナビ！」会員大学生・大学院生
調査期間：2013/9/17～9/25
調査方法：Webアンケート
有効回答数：304件
その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
