中小規模企業の IT信頼感指数に関するグローバル調査 

2013年06月21日
シマンテックコーポレーションは、「グローバルにおける中小規模企業の IT に対する信頼感指数(2013 Global SMB IT Confidence Index)」を発表し、IT に対する信頼感指数が高い中小規模企業(従業員数10名から250名)ほど、ビジネスの発展のために IT をより効果的に活用し、結果的により大きな成果を享受していることを明らかにしました。

シマンテックは世界の中小規模企業 約 2,500 社を対象に IT に対する姿勢を調査し、各社からの回答を「中小規模企業のIT に対する信頼感指数」としてまとめました。この指数は、中小規模企業が戦略的なビジネス目標を達成するために、どの程度の信頼感をもって IT を活用しているかを測るものです。

調査結果により企業は 3 層のグループに分けられ、「第1層(top tier)グループ」と「第3層(bottom tier)グループ」の差異から、IT信頼感指数の高い層ほどITを戦略的活用し、自社のビジネス発展に役立てていることがわかりました。また、日本の中小規模企業の回答結果からは、グローバルの第3層グループと比較しても総じて低い信頼感指数が算出され、日本の中小規模企業はIT活用に消極的なことが判明しました。

IT に対する信頼感が高い第1層グループ、日本企業はグローバルの第3層グループを下回る結果に
IT に対する高い信頼感指数をもたらす最も大きな要素の 1 つが、IT に対する創業者の姿勢です。第1層グループの 74% が、「創業者の過去のビジネス体験が自社の IT 理念に何らかの影響を及ぼしている」とする一方、第3層グループで同様の回答をしたのは 61%、日本の中小規模企業においては第3層グループをも大きく下回り、わずか31% でした。また、第1層グループの 83% が、「戦略的なビジネス推進要素として IT を活用している」と回答したのに対し、第3層グループではわずか 44% 、日本企業においては42%となっています。さらに、第1層グループは、クラウドやモバイルなど最新のコンピューティングプラットフォームや高品質なITインフラを導入し、これらの潜在的リスクを認識した上で、革新的なテクノロジに価値を見出し、投資する傾向が強くなっています。

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[シマンテック]
 マイページ TOP