オウンドメディア訪問者数ランキング (2013年10月度) 

2013年11月25日
ネット行動分析サービスを提供するヴァリューズは、ネットユーザーの行動ログと属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用し、2013年10月度におけるメーカー・サービス企業の会員サイトの訪問ユーザー数・ページビュー数などを調査・集計し、「オウンドメディア訪問者数ランキング」を作成。

【調査・分析概要】 
ヴァリューズが保有する20万人規模の一般ユーザーのPC上での行動ログから、メーカー・サービス企業(※)の2013年10月度のサイト閲覧ランキングを集計。上位企業の会員サイトについては、サイト指標と流入元・流入キーワードを集計・分析しました。
※ヴァリューズが独自に定義する「製品・サービス」系の企業に絞って集計。業態としてネット専業やメディアを除外しています。

【結果サマリー】

◆「家電・PC」「飲料」業界のオウンドメディアで高い集客力が目立つ
 ページビュー数では1位「コカ・コーラ パーク」が他社を圧倒。2位は「CLUB Panasonic」。

2013年10月度のメーカー・サービス企業のサイト閲覧ランキングを集計したところ、訪問ユーザー数では、1位「日本郵便」、2位「ヤマト運輸」と郵便番号検索や宅配便など日常的に利用頻度が高いサイトが上位となりました。ランキング全体では、家電・PCメーカーが多数ランクインしたほか、サントリー、サッポロビール、アサヒビール、ジョージア(コカ・コーラ社)、コカ・コーラ パークなど飲料業界のランクインが目立っています。
一方、このランキングをページビュー数の多い順にみると、1位「コカ・コーラ パーク」、2位「CLUB Panasonic」、3位「サントリーホールディングス(会員サイトサントリータウン含む)」となり会員制サイトが上位を占める結果となりました。特に1位のコカ・コーラ パークは、10月度の月間1人当たりページビュー(PV)が522PVと他社を圧倒しており、多くのコンテンツが閲覧されていることがわかりました。

◆ 飲料業界で進むオウンドメディア活用。集客力・ファン化・コンテンツ充実度の3軸から見える
 「コカ・コーラ パーク」と「サントリータウン」の強さの理由とは?

企業のオウンドメディアにおいて重要な要素といえる「集客力」「ファン化」「コンテンツ充実度」を、サイト上のネット行動に置き換えて「UU数」「リピート率」「滞在時間」と指標化したところ、「サントリータウン」は集客力とリピート率が高く、「コカ・コーラ パーク」は特にコンテンツ充実度が高い(滞在時間が長い)ことがわかりました。
流入元の内訳をみると、「サントリータウン」は有料ネット広告からの集客ではなく、自社のコーポレートサイトや「金麦」など商品ブランドサイトで接点をつくり、加えて「お気に入り」経由で多数のリピートユーザーを集めていました。一方、「コカ・コーラ パーク」への2013年9月・10月度の検索流入キーワードTOP10をみると、10位以内に「女子くじ」「すごい自販機」「綾鷹 人生ゲーム」などのコンテンツ名がランクインしており、「コカ・コーラ パーク」のコンテンツ充実度の高さと、これらが滞在時間の長さにつながっていることが検索流入キーワードにも顕著に表れていました。

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ヴァリューズ]
 マイページ TOP