2015年新卒 採用担当者意識調査 

2013年12月25日
ジョブウェブとレジェンダ・コーポレーションは、共同で2015年4月入社の新卒採用活動を実施する企業の採用担当者を対象に、採用活動についての意識/実態調査を行い、110社の回答を得ました。 [調査期間2013年11月22日(金)~12月6日(金)]

【調査サマリー】

2015年新卒の採用活動全体の見通しを尋ねたところ、77.2%の企業が「前年よりも苦戦する」(「前年よりも苦戦する」+「前年よりも若干苦戦する」)と回答しました。その理由については、「景気回復感による大手採用人数の増加」、「学生の質が二極化している」などのコメントが寄せられました。
また、採用計画について尋ねると、採用目標数は「前年とほぼ同様」50.0%、「前年より上回る」38.2%となりました。採用基準は「前年とほぼ同様」が84.5%を占め、「前年より上げる」と回答している企業が15.5%で、「前年より下げる」と答えた企業は一社もありませんでした。
また、各企業の説明会や選考の開始時期や実施期間は、早期化・延長化が読み取れる結果となりました。2015年新卒の採用活動は、目標数、基準ともに前年を上回り、各社ともより優秀層の獲得が厳しくなると予測しており、前年よりも早く学生に接触し自社に囲い込むことで苦戦を乗り越えようとしていると考えます。

【調査結果】

1.採用活動の見通し「前年より苦戦する」が約8割。前年比22.9ポイント増加

2015年新卒採用の活動全体の見通しについて、77.2%の企業が「前年よりも苦戦する」(「前年よりも苦戦する」+「前年よりも若干苦戦する」)と回答しました。前年同時期と比べて22.9 ポイント増加しており、前年より苦戦すると予測している企業が大幅に増えていることがわかります。苦戦の理由としては「景気回復感による大手採用人数の増加」、「学生の質が二極化している」などが挙げられました。

2.採用目標数は「前年とほぼ同様」5割、採用基準は「前年とほぼ同様」約8割で「前年より下げる」は0社

採用計画について尋ねたところ、採用目標数は「前年とほぼ同様」50.0%、「前年より上回る」38.2%という結果になりました。採用基準は「前年とほぼ同様」が84.5%を占め、残りの15.5%は「前年より上げる」と回答しており、「前年より下げる」と答えた企業は一社もありませんでした。採用目標数、採用基準ともに前年を上回ることが予測されます。

3.説明会・面接等選考の早期化と期間延長傾向あり

説明会や面接等の選考の実施開始時期や期間について尋ねたところ、開始時期を「前年より早める」と回答した企業は、説明会・選考ともに約40%にのぼりました。期間については「前年より長くする」と回答した企業数は説明会・選考ともに25%を超えました。両方の回答から、採用活動の早期化・延長化が読み取れます。


【調査概要】
調査対象:2015年度新卒採用活動を行う企業の採用担当者
有効回答数:110社
調査方法:インターネットによる調査(レジェンダのアンケートWebサイトより回答)
調査期間:2013年11月22日(金)~12月6日(金)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[レジェンダ・コーポレーション]
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