一人暮らしに関する調査(20代から30代の一人暮らし男女) 

2014年02月26日
楽天リサーチは、一人暮らしに関するインターネット調査を実施。今回の調査は、2月14日から17日の4日間、楽天リサーチに登録しているモニター(約230万人)の中から、関東(一都六県)に在住する20代から30代の一人暮らし男女計600人を対象に行いました。

【調査結果】

■やはり一人暮らしの住居は賃貸が約9割

まず、一人暮らしの住居タイプについて聞いてみたところ、87.3%が賃貸住宅に住んでいるという結果になった。内訳は、「新築(9.3%)」、「中古、築10年未満(30.2%)」、「中古、築10年以上(47.8%)」となっており、賃貸のうち約半数は築10年以上の物件に住んでいる。また、8.7%は住居を購入しており、「新築一軒家(0.7%)」、「中古一軒家、築10年未満(0.3%)」、「中古一軒家、築10年以上(1.0%)」、「新築分譲マンション(3.8%)」、「中古分譲マンション、築10年未満(0.7%)」、「中古分譲マンション、築10年以上(2.2%)」という内訳となった。「その他(4.0%)」では社宅や寮といった意見が目立った。

■男性は「学校・職場」、女性は「最寄り駅」からの近さが住居の決め手に

次に、実際に今の住居に決めた理由を聞いたところ、最も多かったのは、「最寄り駅から近いため(42.5%)」、ついで「学校・職場に近いため(36.0%)」、「相場より安かったため(28.0%)」「間取り(25.3%)」、「コンビニ・スーパー等の買い物施設が近いため(21.8%)」、「きれいな物件だったため(20.3%)」と続き、その他の項目は一桁台が並ぶ。
男女別に見ると、男性は「学校・職場に近いため」、女性は「最寄り駅から近いため」がそれぞれトップとなっており、男女で住居の決め手に違いが見受けられた。更に女性は約2割が「物件の設備が整っているため(オートロックなど)」も重視するなど、最寄り駅からの近さとオートロックの設備が高いということから、住居を決定する際にセキュリティ面を重視している、ともいえるのではないだろうか。

■住み替えたきっかけ、女性の4人に1人が「1人暮らしをしようと思ったため」

今の住居に住み替えたきっかけを聞いたところ、「職場・学校が変わったため(28.2%)」が最も高くなっている。「賃貸マンションの更新時期だったため(18.7%)」といった、更新を倦厭しての動機は意外と低く、男性は住居選定理由の上位である、「職場・学校が近い」が満たされなくなったから住み替えるという形が実際のようだ。女性は4人に1人が「1人暮らしをしようと思ったため」と回答しており、1人暮らしを始めること自体が住み替えのきっかけで、親元を離れて自立を試みるという背景もあると考えられる。

■女性の半数が一人暮らしによって「自分が自立している」と感じられている

一人暮らしについて、どのように感じているかを聞いたところ、総じて女性のスコアが高く、特に「自分が自立していると感じられる」で男性との差が顕著であるため、女性にとって「一人暮らし」と「自立」は強く結びついているようだ。

■現在持っておらず、今後欲しいものは「自動掃除機・ロボット掃除機」がトップに

電化製品について、一人暮らしの住居に既にあるものと、今後欲しいものを聞いてみたところ、性別、年代によって違いが読み取れた。
欲しい電化製品は「空気清浄機(18.2%)」が最も高く、次いで「タブレット端末(17.0%)」、「自動掃除機・ロボット掃除機(16.5%)」、「コーヒーメーカー(16.5%)」といった順に並んだ。また、現在は持っていない、もしくは持っているが買い替えを希望しており、今後欲しいものとしては、「自動掃除機・ロボット掃除機」がトップ、2位が「ホームベーカリー」、3位が「食器洗い機」といった順番となっている。
現在持っているものをみていくと、キッチン用品、美容器具では総じて女性の方が持っている製品のスコアが高く、逆に男性は置き型のパソコンやタブレットといったデバイスのスコアが女性よりも高くなっている。
美顔器、美肌器、マッサージ器といった美容器具は20代女性で今後欲しいものとしてのスコアが高く、30代女性では実際の所持率が高くなっており、年代が上がることによって意向が所有につながっていることが見受けられた。


【調査概要】
調査エリア:全国
調査対象者:20代から30代 一都六県 一人暮らし男女
回収サンプル数:600サンプル
調査期間:2014年2月14日から17日
調査実施機関:楽天リサ-チ株式会社

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[楽天リサーチ]
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