先輩社会人に聞いた「新社会人」に関する調査 

2014年03月26日
ドゥ・ハウスは、自社のインターネットリサーチサービス『myアンケート』を利用し、全国20~59歳の男女(有職者)を対象に「新社会人」に関するWEBアンケート調査を実施。調査期間は2014年3月13日(木)~2014年3月17日(月)。有効回答は1,737人から得ました。

【調査サマリ】

・先輩社会人からのアドバイス。社会人の基本として大切なのは「挨拶と返事」がトップ

・社会人ならではの出費は、「交際費」「冠婚葬祭費」「税金・年金」

・社会人になった後の最も大きな“節目”は、「結婚」「転職」「出産」


先輩社会人からのアドバイス。社会人の基本として大切なのは「挨拶と返事」がトップ


新社会人に対し、社会人の基本となるアドバイスを1つ選択してもらったところ、「挨拶・返事をする」が44.4%で1位となりました。次に「時間・期限を守る(20.6%)」、「適切な言葉づかいをする(9.7%)」が続きました。社会人になると、学生時代に知らなかったマナーや作法は多くありますが、まずはコミュニケーションの基本となる挨拶と返事が求められているようです。

新社会人になるにあたってお金をかけたものは「洋服」「靴」「バッグ・カバン」
50代は男女とも洋服にお金をかけていた人が半数以上


先輩社会人に対し、自分が新社会人になるときにお金をかけたものを聞くと、1位「洋服(44.2%)」、2位「靴(28.9%)」、3位「バッグ・カバン(27.5%)」という結果になり、身につけるものが上位を占めました。

属性別にみると、50代女性の約6割(59.2%)が最も多い割合で「洋服」にお金をかけていたと回答していました。一方、最も割合が少なかったのは30代男性で26.2%となり、50代女性と30%以上の開きがありました。全体的に、女性より男性の方が洋服や靴、バッグ・カバンにお金をかけている割合が少なく、特に20代男性、30代男性は他の属性に比べて割合が低いのが特徴的でした。新社会人向けに手頃な値段のスーツが増えていることも影響しているのかもしれません。

社会人ならではの出費は「交際費」「冠婚葬祭費」「税金・年金」

学生の時とは異なる、社会人ならではの出費を聞いたところ、約半数の47%の人が「お酒を伴う交際費」と回答しました。次に、「冠婚葬祭費(45.0%)」、「税金・年金(37.0%)」が続きます。
税金や年金は学生の時にも関係のあったはずの項目ですが、社会人になり、給料から天引きされる額にて改めて出費を感じるものかもしれません。

新社会人へ、お金の使い方に関するアドバイス

お金の使い方に関しては、貯金派、使う派などさまざまなアドバイスが寄せられました。特に多かったのは、“貯める習慣をつけつつも、使うときは使う”というバランスをとったアドバイスでした。

社会人になった後の最も大きな“節目”は、1位:結婚、2位:転職、3位:出産

学生時代は入学や卒業、成人式などが“節目”と言われます。社会人になってからの“節目”について、経験の有無を問わず聞いたところ、全体では1位「結婚(50.3%)」、2位「転職(14.7%)」、3位「出産(自分の子供ができる)(10.3%)」という結果になりました。男女別では次のとおりです。

1位は男女ともに「結婚」でした。理由としては、他人と家族を持つことによる大きな生活変化のほか、男性からは「責任感の重さが違う。(30代・男性)」「守るべきものが出来た(40代・男性)」といったコメントが多く、女性からは「名前も住所も変わったから(30代・女性)」「仕事との両立で悩んだ(50代・女性)」などより具体的な変化が多くあげられました。

2位の「転職」については、「物理的な環境・人間の環境・仕事の内容が変わったから(30代・女性)」といった理由が多く、生活時間の多くを占める仕事が変化することは、大きな“節目”と捉えられているようです。

3位は男女で異なり、男性は「昇進・昇格」、女性は「出産(自分の子供ができる)」でした。 「昇進・昇格」をあげた方からは、「今までの力が認められ、次のステップへ移っていくことが社会人になったあとの節目だと思う。(20代・女性)」「立場が人をつくる(50代・男性)」など、“社会人ならではの節目”というコメントが多くみられました。

また、「出産(自分の子供ができる)」の理由としては、「出産までは大人のペースで行動ができたが、子供が出来たことによって予想外の事態も起こり、今までのようにはいかないと実感したから。(50代・女性)」「自分の命よりも大切な存在ができたことで、今まで以上に責任感を持って生きることを自覚するようになった(40代・男性)」など、生活ペースや責任感の変化をあげた方が多くみられました。

なお、「出来事ではなく年齢」と回答した方の中で最も多かった節目の年齢は「30歳」でした。「もう30歳と考えるのか、まだ30歳と考えるのか。ノリで行動できるのは終了。後輩もたくさんできていたり、中途で転職して年下の先輩がいたり、結婚して親になる人もいる。少しでも自分が描いた将来像に近づけているか、振り返るのはちょうどいいと思う。(30代・女性)」「周囲の見る目が変わる最初の区切りだと思う(30代・男性)」など、20歳の成人式の次は、30歳を節目に自分を見つめる人もいるようです。

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