ソーシャルネットワーキングサイトの利用についての調査(ヨーロッパ4ヵ国の18歳以下の子供を持つ母親) 

2014年04月15日
市場調査会社のカンター・ジャパンは、世界各国で消費者の行動や態度に関する調査を行っています。

グループ会社のカンター・メディア社がイギリス、フランス、ドイツ、スペインでソーシャルネットワーキングサイトの利用について昨年実施した調査によると、インターネットユーザーである母親たちはソーシャルメディアサイトを定期的に訪問しており、特に5歳以下の子供を持つ母親にその傾向があることがわかりました。

■ 幼い子供を持つ母親ほどSNSやモバイルを利用している
ヨーロッパの4ヵ国で、18歳以下の子供を持つ母親たち(インターネットユーザー)がソーシャルネットワーキングサイトを定期的に訪問しているかどうかについて調べました。すると、定期的に訪問していると回答した人の割合で、子供の年齢の低い母親たちの方が、子供の年齢の高い母親たちよりも高くなりました。
例えば、イギリスでは、5歳以下の子供を持つ母親たちの53%が、ソーシャルネットワーキングサイトを定期的に訪問していると回答しました。また、5歳以下の子供を持つ母親たちのうち、モバイルでインターネットにアクセスする人の割合を調べ、インターネット利用者全体の結果と比較しました。すると、どの国でも5歳以下の子供を持つ母親たちの方が、その割合が高くなりました。
国別に見ると、イギリスの母親たちの割合が50%で最も高く、フランス26%、ドイツ15%、スペイン11%となりました。

■ まとめ
この調査結果を見ると、幼い子供を持つ母親との接点として、ソーシャルメディアやモバイルの重要度は高そうです。特にイギリスではそれが顕著です。


【調査概要】
グループ会社のカンター・メディア社は、60ヵ国を超える国の消費者約800,000人を対象に毎年調査を実施しています。これは、各国の消費者の行動や態度について様々な質問を行い、幅広いカテゴリーにおける製品・サービスの使用やメディアへの接触状況などを把握するものです。
上記で取り上げたのは、ヨーロッパ4ヵ国の18歳以下の子供を持つ母親の調査結果です。

・調査名称:『Global TGI(Target Group Index)』
・調査時期:2013年
・調査国:イギリス、フランス、ドイツ、スペイン
・調査対象:15歳以上の消費者(スペインは14歳以上)の計60,500名
・調査方法:対面調査

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[カンター・ジャパン]
 マイページ TOP