「母の日ギフト」に関する意識・実態調査 

2014年05月09日
トレンド総研は40~60代の母親を対象として、「母の日ギフト」に関する意識・実態調査を実施。

【調査結果】

◆ 約3人に1人が「母の日を意識」、気になるのは「ギフトをもらえるかどうか」

「母の日が近づくにつれて、わくわくする、楽しみになるなど、期待が高まったり、母の日を意識したりすることはありますか?」と聞いたところ、30%と約3人に1人が「期待・意識することがある」と回答しました。これらの母親に対して、具体的に期待・意識していることについても質問したところ、最も多かったのは「ギフトがもらえるかどうか(62%)」、次いで「ギフトの内容(53%)」と、「母の日ギフト」に関連した回答が集中しました。そのほかには、「子供との食事(51%)」や、「家族での食事(48%)」も、ともに約半数が期待・意識していると答えています。「別居している子供達と、レストランで家族全員で食事ができるのが何より嬉しい。(60代)」といったコメントも寄せられたように、もらうギフトだけではなく、家族・子供と一緒に過ごす時間を楽しみにしている母親が多い傾向にあるようです。

これを踏まえ、多くの母親が期待・意識していることが分かった「母の日ギフト」について、さらに調査をおこないました。これまでにもらって特に嬉しかった「母の日ギフト」としては、47%と約半数が「花」と回答しています。ただし、それ以降は、「食品・飲料(19%)」、「服・アクセサリー類(19%)」、「雑貨(ハンカチ、小物など)(15%)」と、回答にばらつきがある結果となりました。嬉しかった理由を聞いたところ、「大学生になった息子から郵便で肩たたき券をもらい、『有効期限なしのプレゼントです』と手紙が入っていた。(60代)」といった心あたたまるエピソードや、「私の好きそうなものを知った上で、生活に役立つものを贈ってくれてとても嬉しい。(50代)」といったコメントのほか、「美容・健康グッズをもらったときには、娘も大人になって、そういうものを使うようになったのだなと成長を感じた。(60代)」などの声が集まりました。

◆ 「気持ち」と「実用性」のジレンマ!? 母親の本音は“夫からほしいギフト”にあり?

次に、今年ほしいと考えている「母の日ギフト」のカテゴリについて、息子・娘・夫と、もらいたい相手別に調査をおこなったところ、相手によってもらいたいギフトの順位に変動が見られる結果となりました。

まず、息子からもらいたい「母の日ギフト」としては、「肩たたき券(55%)」が1位となったほか、「手作りの工作品・絵(52%)」や「家事などの『お手伝い券』(49%)」が上位に並び、特に気持ちの面が重視されるギフトが選ばれています。娘からもらいたいギフトに関しては、息子からと同じく“気持ちのギフト”が上位に並んだ一方で、同性である娘ならではの結果として、「キッチン用品(57%)」、「健康・美容家電(55%)」などが選ばれています。
そんな中、夫からもらいたい「母の日ギフト」に関しては、順位に大きな変動があり、45%と約半数の母親が選び、1位となったのは「健康・美容家電」。2位は「デジタル機器(タブレット、パソコン、音楽プレイヤーなど)(41%)」、3位は「体験プレゼント(38%)」、さらにそれ以下に関しても「服・アクセサリー類(35%)」、「調理器具(鍋・ホームベーカリーなど)(35%)」など、実用的な“モノ”に人気が集中しており、上位5位すべてを占めています。


【調査概要】
調査名:「母の日ギフト」に関する意識・実態調査
調査対象:40 代~60 代 女性500名 (お子様をお持ちの方・年代別に均等割付け)
調査期間:2014 年4月30 日(水)~ 2014年5 月1日(木)
調査方法:インターネット調査

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[トレンド総研]
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