2015年度・新卒採用に関する企業調査―内定動向調査 

2014年09月30日
ディスコは、全国の主要企業8,860社を対象に、2015年度の採用活動の手ごたえや状況などを調査しました。また、2016年度からの採用活動時期の繰り下げについても、採用担当者としての意見や方針を聞きました。

【調査結果】

1.2015年卒選考状況は、48.9%が終了。「サービス業など」は、4割に届かず
2015年3月卒業予定者の採用選考の終了率は全体で48.9%でした。300人未満の中小企業が42.9%にとどまったのに対し、1000人以上の大手企業、300~999人の中堅企業は「終了した」が半数を超えました。業界別では金融が6割強終了と、サービス業などと約1.5倍の差がついています。

2.内定辞退者の増減、今年度は「増えた」増加
内定辞退者について、「かなり増えた」「やや増えた」が合計で38.7%。昨年度と比較して9.7ポイント上昇し急増しています。「減った」は16.6%にとどまりました。

3.採用意欲のさらなる高まり…2016年度新卒採用数、企業規模を問わず2割以上が「増える」と回答
2016年卒の採用見込みの増減について、従業員規模別で大きな差はありませんが、なかでも中堅企業は8.7ポイント増と急増しました。業界別も「製造」「流通・商社」「IT」「サービス業など」の4業界で2割以上が「増える」と回答しました。

4.「冬季」「春季」に新たにインターン実施。「夏季」のインターンは競争激化で中小企業が苦戦
今年度新たにインターンシップ開催が多いのは「冬季」15.0%、「春季」13.8%。また、「夏季」のインターンについて「質・量ともに満足」は全体で42.8%と高めですが、中小企業に限っては34.6%にとどまり、インターンシップの母集団形成の競争が進み、苦戦している様子がうかがえます。


【調査概要】
調査対象: 全国の主要企業 8,860 社
調査時期: 2014 年 9 月 2 日 ~ 10 日
調査方法: インターネット調査法
回答社数: 1,096 社
調査機関: 株式会社ディスコ キャリアリサーチ
※前年調査は 2013 年 7 月 23 日~31 日に実施

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[ディスコ]
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