エナジードリンクに関するアンケート調査 

2014年11月14日
マイボイスコムは、当社で提供している新しい「テキストマイニングサービス(Text-Voice)」を用いて、自主調査で実施した「エナジードリンクに関するアンケート調査」の自由回答を分析しました。
「エナジードリンクを飲みたくなるとき」に関する、約2,700件の自由回答を分析した結果をご報告いたします。

【調査結果サマリー】

■エナジードリンク・エナジー系飲料飲用者は全体の半数弱、「月に1回未満」が2割強、週1回以上飲用者は1割弱。男性20・30代や、モンスターエナジー主飲用者での飲用頻度が高い傾向。

■飲用場面は「疲れているとき」が最も多く、「休憩中・休み時間」「気分転換したいとき」「のどが渇いたとき」「仕事・勉強・家事をしながら」「スカッとしたいとき」などが続く

■エナジードリンク・エナジー系飲料選定時の重視点は、「味」「価格」の他、「飲みやすさ」「効能・効果」が上位。レッドブル・エナジードリンク/シュガーフリー主飲用者、モンスターエナジー主飲用者、チョコラBB ジョマ主飲用者、メガシャキ主飲用者では「効能・効果」を重視する人が多い

■エナジードリンク・エナジー系飲料飲用意向者は3割強、非飲用意向者は4割。飲用意向者は、男性、低年代層で多い傾向。


【調査結果】

◆エナジードリンクに求められているのは、「疲れからの回復感」と「元気」

「テキストマイニングサービス(Text-Voice)」では文章を最大で6つの言葉の組合せで分類することができます。

今回の約2,700件の自由回答をText-Voiceで解析したところ、エナジードリンクを飲みたい理由としては、「疲れが少しとれて回復」する、「なんとなく元気が出る気がする」が多く挙がりました。
また、仕事で元気になりたいとき、気分転換、すっきりしたいときなどのシーンで飲みたくなるようです。

◆「たまに無性に飲みたくなる」「美味しいからたまに飲む」といったライトなファンが存在。

さらに分析を進めたところ、エナジードリンクを飲みたくなる背景には様々なパターンがあることがわかりました。
疲れた時、元気になりたいとき、眠気を覚ましたいとき、気合を入れたいとき、手軽にエナジーチャージできる飲料として捉えられていることがわかります。
また、たまに無性に飲みたくなる、たまに美味しいから飲みたくなるといったライトなファン層の意見も見られ、効能というよりも、エナジードリンク自体の独特な魅力、世界観をつくりあげていくこともまた、重要であることが伺えます。

◆年齢が高くなると機能性を求め、若年層ほど味や炭酸や、飲み物としての美味しさを求める

年齢ごとの傾向を分析してみると次のような傾向が見られました。

【年齢が高くなると】
・運動の時の補給
・のどの渇きをいやす
・体によさそう

【年齢が若いほど】
・元気が出そう
・すっきりできそう
・仕事で頑張るときに手頃
・美味しいから飲む
・炭酸の味が好き

年齢層が高いと機能や効能を求め、若くなるほどエナジードリンク自体の味や刺激を楽しむ傾向が強まることがわかります。

以上のように消費者自身の言葉を分析することで、エナジードリンクについての消費者の気持ちの現状を整理することができ、今後進むべき方向を探る手掛かりにすることができます。


【調査概要】
調査対象:「MyVoice」のアンケートモニター
調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
調査時期:2014年08月01日~08月05日     【回答者数】10,228名
設問数:7~9問(テーマによって異なります)
属性情報:32項目
調査機関:マイボイスコム株式会社

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