経営者の事業方針に関するアンケート調査 

2015年01月26日
日本政策金融公庫(日本公庫)総合研究所は、中小企業の経営状況や経営課題、経営者の事業に対する考え方等を探るため、「経営者の事業方針に関するアンケート」を実施しました。アンケート回答企業の経営者(平均年齢 57.9 歳)に対して、「経営者として最も能力を発揮できる年齢」をたずねたところ、平均は 44.4 歳となりました。そこで、本概要ではその年齢に至るまでの 44 歳以下を「若手経営者」、45 歳以上を「中高年経営者」と定義し、両者の比較から「若手経営者」の特徴を紹介します。

【主な調査結果】

「中高年経営者」と比べた「若手経営者」の特徴は以下のとおり。

1 経営する企業の業績は良好
44 歳以下の「若手経営者」が経営する企業では、現在の「売り上げ」「利益額」「従業員数」いずれの項目も「増加傾向」と回答した企業の割合が「減少傾向」を上回った。

2 外部資源を積極的に活用
「若手経営者」は「取引先」「専門家(税理士、司法書士等)」「同業種の経営者・組合」など、多くの外部機関等から経営に必要な情報を収集したり、経営の相談をしたりしている。また SNS の活用にも積極的である。

3 事業拡大・多角化意欲が強い
「若手経営者」の 6 割超が今後も事業を「拡大したい」としている。また 7 割超が事業の多角化を「実施したい」としており、「若手経営者」の旺盛な事業拡大・多角化意欲がうかがえる。


【調査概要】
調査時点:2014 年7月
調査方法:調査票の送付・回収ともに郵送、アンケートは無記名
調査対象:創業後5年以上の中小企業 12,000 社
回収数:3,990 社(回収率:33.3%)

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リンク先リサーチPDF
[日本政策金融公庫総合研究所]
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