新入社員のストレスと健康に関する意識調査 

2015年03月20日
アサヒフードアンドヘルスケアは、2014年度入社の新入社員を対象にストレスと健康に関する意識・実態を把握するため、インターネット調査を実施したところ、イマドキの新入社員の実態が明らかになりました。

【調査結果要約】

1 ストレスを感じている新入社員が半数超え!女性は特に多い傾向に。

2 「ストレスが原因で会社を辞めたい」と思った経験がある新入社員はすでに4割。会社にいくことが「楽しい」と感じている人は新入社員の2割しかおらず、ストレスは深刻な原因に。

3 職場の人からのSNSの「友達」申請には抵抗あり。

4 ストレスを感じている人の6割以上が便秘や下痢などの「腸のトラブル」を経験。

5 学生の頃と比較して健康意識が高まった人が約半数。約3割の人は食物繊維も意識的に摂取。

6 朝活ブームの影響!?仕事がある日でも「朝食を毎日食べる派」は7割近く。朝食は健康の維持や仕事の集中力に影響を及ぼすと考える人が多数。


【調査結果】

<新入社員のストレスについて>
1 ストレスを感じている新入社員が半数超え!女性は特に多い傾向に。

新入社員として働く中でストレスを感じるかどうかについて尋ねると、新入社員全体で52.7%がストレスを感じている結果となり、特に女性は58.0%と6割近い人がストレスを感じていました。また入社後最初にストレスを感じるタイミングについて調査したところ「入社後1ヶ月以内」「入社後1週間以内」に回答が多く集まり、環境が変わり、慣れるまでが最もストレスを感じていることが浮き彫りになりました。女性は入社後1週間以内でストレスを感じる人が40.2%と比較的早い傾向がわかりました。

2 「ストレスが原因で会社を辞めたい」と思った経験がある新入社員はすでに4割。会社にいくことが「楽しい」と感じている人は2割とストレスは深刻な原因に。

新入社員にストレスが原因で会社を辞めたいと思ったことがあるかを尋ねると、入社して1年以内にも関わらず4割近くが「ある」と回答。また会社にいくことが楽しいと感じている人は約2割に留まりました。社会人の多くが抱えるストレスですが、入社1年目ならではの環境の変化やプレッシャー、学生時代とのギャップがさらにストレスを深刻化させていると推察されます。

<新入社員の職場での人間関係について>
3 職場の人からのSNSの「友達」申請には抵抗あり。

今の新入社員にとって当たり前となっているSNSを使っての職場の人とのコミュニケーションについて調査したところ、職場の人とSNSの友達になることについては50%の人が抵抗を感じていることが分かりました。私生活の様子が伝わりやすいソーシャルメディアで、職場の人とのつながりを避けたいという志向がうかがえます。

<新入社員の健康意識・実態について>
4 ストレスを感じている人の6割以上が便秘や下痢などの「腸のトラブル」を経験。

入社後の便秘や下痢などの腸のトラブルについて尋ねると、ストレスを感じている人の61.4%もの人が腸のトラブルの経験が「ある」と回答しました。また男女で比較すると、女性の方が腸のトラブルが多い傾向が分かります。この結果からストレスを感じている人ほど腸のトラブルを経験している傾向がうかがえます。

5 学生の頃と比較して健康意識が高まった人が約半数。約3割の人は食物繊維も意識的に摂取。

健康意識や食事について調査をすると、学生の時よりも健康意識が高まった人が約半数となりました。特にストレスを感じている人ほどその傾向は強く、自身の健康について関心が高いことがわかります。また健康を意識して食物繊維をとっている人も女性を中心に存在していることが分かりました。

6 朝活ブームの影響!?仕事がある日でも「朝食を毎日食べる派」は7割近く。朝食は健康の維持や仕事の集中力に影響を及ぼすと考える人が多数。

仕事がある日の朝食について調査をすると毎日食べる派が67.3%で、逆に食べない派は20%弱でした。健康意識の高まりと社会的な朝活ブームの影響からか多くの人が仕事のある慌ただしい朝でも毎日朝食を食べていることがわかりました。
朝食は健康の維持や仕事の集中力に影響を及ぼすと考える人が多数。
また朝食は健康を維持し、仕事に集中して取り組むうえでも重要であると考えていることがわかります。特に女性やストレスを感じている人ほど朝食を重要視していることがわかりました。


【調査概要】
調査方法: WEBモニターによるアンケート
対象: 首都圏に住む2014年度入社の男女
実施期間: 2015年1年30日(金)~2月4日(水)
サンプル数: 300人

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[アサヒフードアンドヘルスケア]
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