第1回「就職したい企業・業種ランキング」調査 

2015年03月27日
リスクモンスターは、オーシャナイズの協力で調査した第1回「就職したい企業・業種ランキング」調査結果を発表。

【調査結果】

[1]人気業種は、公務員、銀行、医薬品メーカー、食品メーカーの4業種に集中!

「就職したい企業・業種ランキング」のランキング1位は、「地方公務員」となりました。次いで「三菱東京UFJ銀行」、「みずほ銀行」とメガバンクが2位、3位と続き、4位「資生堂」、5位「大塚製薬」、6位「三菱UFJ信託銀行」、7位「国家公務員」、8位「三井住友銀行」、9位「武田薬品」、10位「アステラス製薬」と続きました。

TOP20に入った業種では、公務員が1位(地方公務員)と7位(国家公務員)にランクインしたほか、銀行業が4社(三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三菱UFJ信託銀行、三井住友銀行)と最も多く、次いで化学工業(資生堂、花王、コーセー)、医薬品製造業(大塚製薬、武田薬品、アステラス製薬)、食料品製造業(明治、キューピー、味の素)が3社ずつランクインし、これらの4業種に人気が集中する結果となりました。

公務員と民間企業の志望度を比較すると、公務員への志望が31.1%にのぼっており、公務員に対する人気の高さがうかがえる結果となりました。

[2]トレンドに敏感な業種選択!

就職したい業種では、1位が「公的機関・士業」となり、次いで2位が「生活用品・サービス」、3位が「金融・法人向けサービス」となり、文理別、男女別においても概ね同様の結果となりました。

逆に、就職したくない業種では、1位が「小売・外食」、2位が「金融・法人向けサービス」、3位が「IT・情報通信」となっています。
「小売・外食」に関しては、就職したい業種ランキングで下位であり、就職したくないランキングでは上位である点から、昨今の外食産業における労働環境問題、品質問題などの影響から、就職先として敬遠されがちな業種となっていることがうかがえます。その一方で、「金融・法人向けサービス」は、いずれのランキングにおいても上位にランクインしており、学生にとって意見が二分化されている業種であると考えられます。

[3]就職先はやはり最終的に「自分の意思で決める」!

就職活動における学生の行動基準について調査したところ、以下のとおりとなりました。
就職先の選定において気になる点では、「雇用形態」が1位、「給与額」が2位、「残業時間」が3位となりました。
就職先の選定における情報収集手段としては、「企業のホームページ・パンフレット」が圧倒的に多く、次いで「友人・知人」、「SNS」、「インターネット情報」と続きました(図表F)。
就職先を選定する際の意思決定手段については、「親の意見を参考にしながら、自分の意志で決める」が1位となり、次いで「自分の意向のみで決める」が2位、「友人・知人の意見を参考にしながら、自分の意志で決める」が3位となった。


【調査概要】
調査名称 :第1回「就職したい企業・業種ランキング」調査
調査方法 :インターネット調査
調査エリア:全国
調査期間 :2014年12月26日(金)~2月10日(火)
調査対象者:2016年3月卒業予定の大学3年生男女個人
有効回収数:835サンプル

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