「粉ミルクの調乳時に使用する水」に関する調査(20~30代の現在乳児がいる女性対象) 

2015年07月15日
「All About」を運営するオールアバウトと、富士山の銘水は、1都3県在住の20~30代の現在乳児がいる女性330名を対象に「粉ミルクの調乳時に使用する水」に関する調査を実施。

【調査結果のポイント】

■現在乳児がいる母親の7割が、育児の中で大変なことは「夜泣きや夜中の調乳などによる寝不足」だと回答
 さらに、3人に1人が「調乳する際に使用する水」の知識が曖昧であることが判明

■粉ミルクの調乳に使う水は、「とりあえず水道水」
 硬度の高い「硬水」を調乳に使用しても良いと思っている人も2割程度存在

■2割の母親が「ウォーターサーバー」を所持
 うち、8割が粉ミルクの調乳時にウォーターサーバーを使用していると回答

【調査結果】

■現在乳児がいる母親の7割が、育児の中で大変なことは「夜泣きや夜中の調乳などによる寝不足」だと回答
 さらに、3人に1人が「調乳する際に使用する水」の知識が曖昧であることが判明


20~30代の現在乳児がいる女性に対し、育児で大変だと思うことを聞いたところ、「夜泣きや授乳による自身の睡眠不足」(70.3%)が一番多く、次に「夜中の授乳、調乳」(57.6%)が挙げられました。メディアなどでは「育児と家事の両立」(46.7%)や「夫の育児不参加」(21.8%)などが大きな話題となることが多く、今回の調査でもある程度の人数が当てはまるという結果になっています。
しかし、それ以上に夜泣きや夜中の授乳・調乳による自身の睡眠不足などのほうが大変であるということが明らかになりました。

さらに、粉ミルクを使用している際に大変だと思うことについて聞くと、「毎回お湯を沸かし、冷ますのが大変」(54.8%)、「外出時にどこでお湯を求めればいいのか、探すのが大変」(49.4%)などといった回答が挙げられました。その一方で、3人に1人が「どの水を使って良いのか、悪いのかがわからない」(29.1%)と回答。調乳時に使う水についての知識が曖昧で不安に感じている母親がいることがわかりました。

■粉ミルクの調乳に使う水は、「とりあえず水道水」
 硬度の高い「硬水」を調乳に使用しても良いと思っている人も2割程度存在


先程の、「調乳にどの水は使って良いのか悪いのかわからない」という母親に対して実際に調乳の際に使用している水について聞くと、「水道水(浄水器使用を含む)」(67.7%)が一番多く、次に「国産ミネラルウォーター(ペットボトル/軟水)」(22.9%)と続きました。

この結果より、調乳を行う際に、どの水を使用して良いのか、悪いのかはわからないが、とりあえず水道水を使用している人が多いことは推察されます。
また、水道水や軟水を使用する人が大半の中で、2.1%の人が「国産ミネラルウォーター(ペットボトル/硬水)」を使用していることが明らかになりました。
さらに、調乳に使用しても良いと思う水について聞くと、「水道水(浄水器使用)」(77.1%)、「国産ミネラルウォーター(ペットボトル/軟水)」(69.8%)、「ミネラルウォーター(ウォーターサーバー/RO水・天然水/軟水」(40.6%)が挙げられているなかで、「国産ミネラルウォーター(ペットボトル/硬水)」「外国産ミネラルウォーター(ペットボトル/硬水)」と“硬水”を選択した人も1~2割程度いることがわかりました。

■2割の母親が「ウォーターサーバー」を所持
 うち、8割が粉ミルクの調乳時にウォーターサーバーを使用していると回答


一方で、母親自身が現在飲用している水を聞くと、「水道水(浄水器使用含む)」(81.0%)や「国産ミネラルウォーター(ペットボトル/軟水)」(48.5%)が多く、次にミネラルウォーターのウォーターサーバーなどが挙げられていました。

粉ミルクを使用している際に大変だと思うこと(グラフ2)では、「毎回お湯を沸かし、冷ますのが大変」(54.8%)という項目が一番多く挙げられていました。そこで、70℃以上のお湯と冷却水の双方をすぐに使用できるウォーターサーバーの所持者60名に対し、粉ミルクを調乳する際にウォーターサーバーを使用しているかどうかを聞くと、86.7%が「ある」と回答していました。


【調査概要】
調査期間 :2015年5月8日(金)~5月13日(水)
調査地域 :東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県
有効回答数:20~30代 現在乳児がいる女性 330名
調査方法 :インターネットリサーチ

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[オールアバウト]
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