ランチ代調査(ビジネスパーソン対象) 

2015年08月17日
全研本社が運営するウェブマガジン「瓦版」は、日々働くサラリーマンは一日にどのぐらいのお金をランチに使うのかについてユーザーの声を集めました。

【調査結果】

ビジネスパーソンの働き方を調査する瓦版リサーチ企画「働き方白書」。今回は、懐事情について調査しました。みなさん日ごろ、どれくらいお金を使っているのでしょうか。その使い道や金銭感覚をチェックしました。

対象は瓦版ユーザー。男性107人、女性164人の計271人。調査期間は、6月16日~7月27日。年代は10代11%、20代46%、30代25%、40代14%、その他4%。ではみてみましょう。

まずは、ランチ事情から。最も多かったのは「500円未満」で39%。ほぼ4割が、ワンコイン以内で済ましている結果となりました。2位はなんと、「ゼロ円」で31%。つまり、お弁当持参です。概ね3人に1人がお弁当という、なんとも倹約派が多い結果となりました。対象の約半数が20代ですが、それにしても、ランチにはあまりにはお金を使わない実態がみえてきます。

それでは、お小遣は一体何に使っているのでしょうか。最も多かったのは、「趣味」で35%でした。趣味のためにお小遣いを節約している。そう考えれば、ランチの節約も理解できます。それでも2位は29%で、「生活費で一杯いっぱい」ですから、ぜい沢できるような給与でない実態も透けてみえます。

そうなると、家庭持ちというイメージも浮かんできますが、既婚・未婚の割合は、73%の未婚に対し、既婚27%ですから、純粋に薄給の可能性もありそうです。使い道の3位以下を改めてみてみると、「手堅く貯金」、は15%。一方で、何に使っているか覚えていない(14%)、飲み代に消える(6%)で、合せると2割が「無駄使い」にはなっています。それにしても、金銭感覚がマヒしているほどの状況とは思えません。

今年は景気回復傾向がみられ、多くの企業でベアも実現したといわれていますが、やはり、その恩恵を受けているのは、一部だけということなのでしょうか。それとも、先行きの不安から、財布のひもが無意識に硬くなっているだけなのでしょうか…。物価が上昇している側面もありますが、意外なような現実的な結果となった今回の調査結果でした。

◇参考
新生銀行の最新の調査では会社員のランチ代の平均は601円。ワンコインを少し超える金額となっています。それでも3年連続の上昇だそうです。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:6月16日~7月27日
有効回答者数:271人
回答者の属性:10代11%、20代46.5%、30代25.4%、40代14.8%、その他2.3%
男女内訳:男性39.5% 女性60.5%

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[瓦版]
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