2016年度 新卒採用活動 企業動向調査 

2015年08月20日
ジョブウェブは、2016年度新卒採用実施企業を対象に採用活動に関する調査を行い、「16年卒採用の終了判断、時期」また「17卒採用との工数バランス」について尋ねました。

【調査サマリー】

17卒よりも16卒採用に工数をかけている企業が74.1%と多数派。

7月中に『採用予定人数の7割以上に内定を出せる』は65.5%。

16卒採用終了の判断は『時期を問わず採用予定人数に至るまで続ける』が58.8%で多数派。

17卒採用の母集団を形成し始める時期は『2015年10月』と『2016年1月以降』が最多。

17卒インターンシップ実施予定企業は56.9%。実施時期は、夏に続いて冬も人気。


【調査詳細】

■17卒よりも16卒採用に工数をかけている企業が74.1%と多数派。
採用人数が30名以上の企業では17卒に工数をかけている企業は1割以下。

7月後半時点において、16卒採用に多くの工数を割いている企業は全体の74.1%。17卒と同数以上の工数を割いている企業を合わせると81.0%にのぼる。採用予定人数が30名以上の企業では、その率が90.9%と差が顕著にみられ、17卒に工数を割いている企業は1割以下となった。

■7月中に『採用予定人数の7割以上に内定を出せる』は65.5%。
16卒採用終了見込みは、『すでに終了+7月』20.7%。『8月』19.0%。『9月』27.6%。

16卒採用活動の7月末までの内定充足率について『7割以上に内定を出せる企業』は全体の65.5%となり4月から同調査行ってきた中で初めて半数を超えた。

■16卒採用終了の判断は『時期を問わず採用予定人数に至るまで続ける』が58.8%で多数派。

現在も16卒採用を実施中の企業のうち、採用を終了する際の判断方針として『時期を問わず採用予定人数に至るまで続ける』が58.8%と、『時期が来たら採用人数に満たなくても終了する』の41.2%を上回った。

■17卒採用の母集団を形成し始める時期は『2015年10月』と『2016年1月以降』が最多。

17卒採用の母集団を形成し始めた時期、もしくは形成し始める予定について『2015年10月』と『2015年12月以降』と回答した企業がそれぞれ22.4%と最多。本調査を実施した『2015年7月』時点で、既に母集団形成を行っている企業は全体の3割以上いる。

■17卒インターンシップ実施予定企業は56.9%、できれば実施したいも含めると75.9%。実施時期は、夏時期に続いて冬の実施が人気。

17卒採用のインターンシップについて『実施中』が10.3%、『実施予定』が46.6%。『できれば実施したい』19.0%を含めると合計75.9%の企業が実施に前向き。実施予定時期は、『夏(7~9月)』39.1%、『秋(10~11月)』15.2%、『冬(12~2月)』32.6%と、夏時期に続いて冬の実施が人気。


【調査概要】
調査期間:2015年7月24日(金)~31日(金)
調査対象:2016年度新卒採用実施企業58社

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