2015 年度版ボーダフォン M2M 普及状況調査レポート 

2015年09月08日
ボーダフォン(日本法人:ボーダフォン・グローバル・エンタープライズ・ジャパン)は、3 年目となる「2015 年度版ボーダフォン M2M 普及状況調査レポート」を発表。
本レポートは、M2M 普及・利用に関するグローバル規模の調査で、普及率で 35%を超えるアフリカ、中東、アジア太平洋(AMEAP)地域の企業が、テクノロジーの普及率でも世界の他地域を凌駕していることを報告しています。なお、M2M のグローバル平均普及率は、27%となっています。

【調査結果サマリー】

・アフリカ、中東、アジア太平洋(AMEAP)市場、世界で最も高い M2M 普及率 35%を記録

・59%の企業、M2M への投資に対して高い ROI を達成したことを報告

・83%の企業、 M2M を企業の競争力向上の原動力となっていると回答

・M2M を早期導入した企業、引き続き M2M 投資を加速:81%の企業、昨年以上に M2M を使用


【調査結果】

ビジネスの転換
今回のボーダフォン M2M 普及状況調査レポートでは、M2M テクノロジーへの認知が高まり、導入の加速に加えて、早期採用企業のほとんどで、M2M 展開を通じてビジネスにおける明確な価値と優位性を実感していることが報告されています。調査対象企業の 81%は、M2M の利用を昨年よりも拡大しています。さらに、59%の企業は M2M への投資に対して、高い ROI(費用対効果)達成しています。また 83%は、M2M 導入を企業の競争力向上の原動力になると認識しています。さらに、本レポートでは、従業員 5 万人以上の組織の M2M 普及率が、35%なのに対して、小規模中小企業(従業員数 100~249 人)の 24%近くが M2M を利用していることが報告されています。

業界別導入状況
グローバルな視点から見て、M2M 利用でもっとも著しい成長を見せた業界は、小売業で、前年比88%増を記録しました。小売企業は、店内でのデジタルサイネージとともに、新規の支払いサービス用のテクノロジーを、物流の運転効率のために利用しています。本レポートではさらに、M2Mが医療の分野(47%増)や公益事業の分野(32%)で大幅に普及が進む一方、自動車産業でもM2M はコアテクノロジーとして引き続き新型車の設計に組み込まれていることが報告されています。いわゆる「コネクテッドカー」の生産が加速したこともあり、この分野での M2M 普及は前年比 14%増となりました。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[ボーダフォン]
 マイページ TOP