シニアの敬老意識やライフスタイルに関する意識調査 

2015年09月16日
グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパンは、今回シニア世代を50歳以上と定義し、50歳以上の男女840人を対象に「シニアの敬老意識やライフスタイルに関する意識調査」を行いました。

調査では、「敬老の日」に祝われることについて、4割以上の方があまり嬉しいと感じていないと回答されました。また、「いくつになったら敬老されたい、敬老されるべきだと思いますか。」という問いと「あなたが敬老しなければならないと感じる相手の年齢は何歳からだと思いますか。」という問いには、70歳代が共に一番高く、70歳代から90歳代以上を選んだ方で全体の約9割を占める結果となりました。

さらに、「あなたは、現在充実した生活を送っていますか。」という質問には、実に8割近くの方が「そう思う。」と回答しており、多くのシニアが充実した日々を過ごし、人生を思いっきり楽しみながら過ごしていることが明らかになりました。

【主な調査結果】

■敬老の日の祝福に対し、快く感じていないシニアは4割以上。首都圏では「約5割」とより顕著に。

■敬老されたい、敬老されるべき年代は、70歳代が最多。全体の9割が70歳代から90歳代以上の回答に集中する結果に。

■現在の生活に充実感を感じているシニアは「約8割」。大多数が仕事をしていた現役時代より、リタイア後の今が楽しいと回答。

■今後の暮らしの不安に関しては、【ご自身、家族の健康】を回答する方が「6割以上」で最多となり、金銭的余裕(約5割)を上回った。

■50歳代以上の「約4割」が【全て自然の歯】、「約3割」が【デンチャー(入れ歯)】使用者であり、歯の健康については、「約7割」が気になることがあると回答。

■デンチャー(入れ歯)使用者の過半数が「ポリデントⓇ」などの入れ歯洗浄剤を使用していると回答。


【調査結果】

○敬老の日を祝われるシニア世代は、祝われることに対し嬉しいと感じていない人が4割以上
敬老の日はシニア世代を労る日でありますが、意外にも祝われる側のシニア世代の43.8%が嬉しいと感じていないという興味深い結果となりました。
また、首都圏と京阪神在住者別でみると、祝われることに対して嬉しいと感じていない首都圏在住のシニアは50.2%と過半数である一方、祝われることに対して嬉しいと感じていない京阪神在住のシニアは37.4%からということがわかりました。

○自分が敬老されたいと感じる年齢は70歳代以上が最多。70歳代から90歳代以上と回答した方は合わせて約9割に!
敬老されたい、敬老されるべきだと思う年齢は70歳代、80歳代、90歳代以上と回答した方の合計が87.9%にのぼりました。同様に、敬老しなければならないと感じる年齢も70歳代から90歳代以上であると回答した方の合計が、ほぼ同数の89.4%にのぼり、全体の約9割を占めました。また、70歳代がどちらの問いに対しても一番高い数値を示していることから、シニアの中では70歳という年齢が「敬老」という観点において、節目の年齢であると読み取れます。

○シニアの約8割は、旅行や趣味で余生を楽しむ“リア充シニア”!?
シニア世代の生活について質問をしたところ、79.0%の方が、現在充実した生活(リア充)を送っていると思うと回答しました。興味深いことに、そのうち、仕事を引退した353人を対象に仕事をしていた時に比べて今の生活に満足しているか質問をしたところ、仕事をしていた時よりも今の生活に満足していると回答した方々は80.7%という結果になりました。定年前と比べても、定年後の方が充実した生活を送っていると感じているようです。

定年後の人生を充実させるためには、どのようなことを行いたいと思いますかという質問には、「趣味を楽しむ」が68.9%と最も多く、次いで「旅行に出かける」が63.1%でした。続いて、「友人や家族との交流」や「運動、食事などを楽しみたい」という結果に。趣味や旅行だけでなく、運動や食事など人生をアクティブに楽しみたいというシニアの方々のライフスタイルがうかがい知れます。

○自身や家族の健康を不安に思うと回答した人は6割以上。金銭的余裕よりも不安に感じる?
今後の暮らしの中でどのような点に不安に感じているのかの問いに対し、「ご自身や家族の健康」が64.5%と最多となり、次に「金銭的余裕」と続きました。
この調査から、金銭面や社会情勢、人間関係などの他の不安要素もある中、自分を含めた身近な親族の健康面に最も不安を感じるシニアのパーソナリティがうかがえます。

○約7割のシニアが歯の健康を気にすると回答。また50歳代以上の約3割がデンチャー(入れ歯)使用者であることが明らかに!
歯の健康を気にしていると回答した方々が、67.4%という結果になりました。また、シニアの歯に関しては、37.6%の方が「全て自然の歯」であるということが分かりましたが、今回の調査では、840人中250人がデンチャー(入れ歯)利用者(部分入れ歯:27.1%、総入れ歯:2.6%)であることが分かりました。

○デンチャー(入れ歯)使用者の過半数が専用の洗浄剤を使用していると回答
デンチャー(入れ歯)使用者の中で、「ポリデントⓇ」などの専用の洗浄剤を利用している方は、過半数を超える、52.0%という結果になりました。また、「ポリグリップⓇ」などの専用の安定剤を使用しているユーザーも9.2%いることが分かりました。


【調査概要】
・調査期間:2015年8月22日・23日
・調査対象:50歳代以上の男女840人(50歳代男女:各140人/60歳代男女:各140人/70歳代以上の男女:各140人) 首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)及び、京阪神(大阪府、京都府、兵庫県)在住者
・調査方法:インターネットによるアンケート回答方式(クロス・マーケティング株式会社)

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[グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン]
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