外食市場調査(2016年1月度) 

2016年02月29日
リクルートライフスタイルに設置された「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパー グルメ リサーチセンター」は、首都圏・関西圏・東海圏の男女約1万人を対象とする2016年1月度の「外食市場調査」を実施しました。

【今月のポイント】

2016年1月の外食市場規模は東名阪3圏域合計で3,431億円で、前年同月比(以下、前年比)は+68億円と、2カ月連続して前年規模を上回った。3圏域合計では外食実施率・単価が前年実績を上回り、頻度も前年比±0であった。圏域別では先月に続いて関西圏が好調で前年比+49億円と伸びた。単価は14カ月連続して前年比で上昇(+52円)。実施率では男性の全年代で前年実績を超えた。ホットペッパー グルメ リサーチセンターは、2016年は1月4日が月曜という日並びであったことから、会社などの年始の始業時期が例年より早く、男性の外食率上昇につながったのではないかと考えている。業態別では忘年会シーズンの2015年12月と比べると、ほとんどの業態で外食市場規模は減少した。一方、外食回数は「牛丼、カレー等、一品もの専売業態」業態と「ファミリーレストラン・回転寿司等」業態において、前月を上回った。

【3圏域計(首都圏・関西圏・東海圏)】
● 2016年1月の外食(※1)実施率は 76.3% (前月比増減 -1.7pt、前年比増減 +0.6pt)
● 2016年1月の外食頻度(※2)は 4.10回/月 (前月比増減 -0.32回、前年比増減 ±0.00回)
● 2016年1月の外食単価は 2,634円 (前月比増減 -322円、前年比増減 +52円)
● 2016年1月の外食市場規模(※3)は 3,431億円 (前月比増減 -821億円、前年比増減 +68億円)

【圏域別】
● 外食実施率は、首都圏:76.0%(前年比増減 +0.2pt)、関西圏:75.9%(同 +0.7pt)、東海圏:77.9%(同 +1.8pt)
● 外食頻度は、首都圏:4.35回/月(前年比増減 +0.01回)、関西圏:3.92回/月(同 +0.08回)、東海圏:3.51回/月(同 -0.16回)
● 外食単価は、首都圏:2,663円(前年比増減 +47円)、関西圏:2,704円(同 +94円)、東海圏:2,362円(同 -21円)
● 外食市場規模は、首都圏:2,081億円(前年比増減 +35億円)、関西圏:938億円(同 +49億円)、東海圏:411億円(同 -16億円)

【業態別】(3圏域計)
● 業態別の市場規模は、【牛丼、カレー等、一品もの専売業態】を除くすべての業態で前月を下回った。特に、【居酒屋】(前月比増減-278億円)や【フレンチ・イタリアン料理店】(前月比増減-111億円)のマイナス幅が大きかった。
● 外食回数では、【牛丼、カレー等、一品もの専売業態】と【ファミリーレストラン・回転寿司等】は前月比プラス。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ホットペッパーグルメリサーチセンター]
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