「誕生日」についての調査(20~60代女性対象) 

2016年04月13日
千趣会の「ベルメゾン生活スタイル研究所」は、「誕生日」についてベルメゾンデッセ会員のみなさんにお聞きしました。
調査は2016年3月16日~31日にインターネットで実施。20~60代女性2371名の回答結果を集計しました。

【調査結果】

◆誕生日のお祝い、8割以上がいくつになってもうれしい。

「いくつになってもお誕生日にお祝いをしてもらえるとうれしい」と答えた人は全体の82.2%。年代別では、20代が90.2%、30代が87.4%で全体平均を大きく上回っています。一方40代50代は平均を下回り「どちらともいえない」と回答した人が多くなっています。加齢と共に、誕生日をを素直に喜べないといった微妙な気持ちが背後にありそうです。

◆「バラの花束」年代が上がるにつれ、もらいたい人が増加。

「バラの花束は一度はもらいたいプレゼントだと思う」と回答した人は全体の45.0%。年代別では、20代が40.2%と最も低く、その後年代が上がるにつれて増加。50代では半数を超え、60代では6割近くに達しました。50代60代の女性にとってバラの花束をプレゼントにもらうことは、若いころからの憧れだったのかもしれません。

◆自分の誕生日を家族に忘れられていた経験あり、4人に1人。

「家族があなたの誕生日に気づかなかったことがある」と回答した人は全体の26.3%。年代別では、20代が16.7%と最も少なく、年代が上がるにつれて次第に増加。50代では31.3%、60代では29.8%と3人に1人が自分の誕生日を家族に気づいてもらえなかった経験をしています。人生経験が長い分仕方のない結果といえますが、家族の誕生日は大切な記念日としていつまでも覚えておきたいものですね。

◆家族に誕生日をアピールすることがある人は約2割。

「家族にもうすぐ誕生日だとそれとなくアピールすることがある」と答えた人は、全体の19.1%。年代別でみてもほとんど差は見られませんでした。

◆自分の誕生日に自分でプレゼントを買った人、特別なことをした人は約半数

「自分の誕生日に自分自身でプレゼントを買ったり、何か特別なことをしたことがある」と回答した人は全体の49.4%。20代60代は平均を下回りましたが、30代~50代ではほぼ2人に1人が自分の誕生日を自分自身でお祝いた経験のあることがわかりました。

◆8割以上が誕生日特典の利用経験あり。

「ショップや商業施設などからの誕生日特典(割引やプレゼント)を利用したことがある」人は、全体の83.2%と高い結果になりました。20代と60代の利用経験者は平均を大きく下回っていますが、30代~50代では8割を超える高い利用率になっています。企業からの「お誕生日」プレゼントは、女性にとってかなりお得に感じているのかもしれません。

◆子どもの頃、家に友達を呼んで誕生会をした経験がある人は8割以上。

「子どもの頃に家に友達を呼んで誕生会をしてもらったことがある」と回答した人は全体の63.4%。年代別では60代が最も少なく41.7%、次いで20代の52.9%が続きました。30代~50代は共に8割を越え、世代によって友達を自宅に招くお誕生日会の経験に違いがあることがわかりました。ちなみに今回の調査では、「家に子どものお友達を呼んで、お子さんのお誕生日会を開いたことがある」と答えた人はわずか10.8%。最近では、子どもの友達を家に招くお誕生日会はすっかり下火になっているようです。

◆半数以上が自分好みでないプレゼントをもらった経験あり。

「あまり自分の好みでない誕生日プレゼントをもらって困った経験のある」人は、全体の57.4%。年代別は60代が40.5%と全体平均を大きく下回るものの、20代~50代はほぼ同じ結果になりました。

◆プレゼントを貰う時、自分の要望を聞いてほしい人は7割弱。

パートナー(配偶者・恋人)から誕生日プレゼントをもらうとしたら、自分の欲しいものを聞いてほしいかどうか尋ねてみると、「具体的に聞いてほしい」38.5%、「それとなく聞いてほしい」28.4%を合わせると全体の66.9%が自分の要望を聞いてほしいという結果になりました。

◆パートナーへのプレゼントは、8割弱が要望を聞いて贈る。

パートナー(配偶者・恋人)に誕生日プレゼントを贈るとしたら、欲しいものを聞いてプレゼントするかどうか聞いてみると、「具体的に聞いて贈る」33.3%、「それとなく聞いて贈る」44.1%で合わせると全体の77.4%が、欲しいものを聞いてからプレゼントするということがわかりました。

◆6割以上が、誕生日のお祝いは夫婦円満のための大切はイベント。

「夫婦の誕生日を祝うことは、夫婦円満のための大切なイベントのひとつだと思う」人は全体の60.9%。年代別でみると20代は81.4%が大切なイベントと考えている一方、60代になると48.8%に減少。60代以降になると、夫婦2人での旅行やハイキング、結婚記念日など、夫婦円満のためのイベントは誕生日以外にもたくさんあるからではないかと思われます。

◆約半数が、夫婦間の誕生日にプレゼントがないのはさびしい。

「夫婦間の誕生日にプレゼントをあげないのはちょっとさびしい気がする」と回答した人は全体の51.0%。年代別でみると、20代はプレゼントがないとさびしいと思う人が70.6%と平均より20ポイントも高く、50代60代では、さびしい気がすると答えた人は半数以下に留まりました。20代は日頃から気軽にプレゼントし合うカジュアルギフト世代ともいえ、日常生活にプレゼント文化が根付いていることが背景にあると思われます。

◆3人に1人は、自分や家族の誕生日には部屋や食卓を演出する。

「自分や家族の誕生日は、いつもとは違った感じに部屋や食卓を演出してお祝いする」人は、全体の34.2%。年代別では、20代が50.0%と最も多く、年代が上がるにつれて徐々に減少。40代以降では平均を下回る結果になりました。最近では家を飾るデコレーションツールが多様になり、気軽に演出できるようになったことが、若い人のモチベーションを後押しいているのではないでしょうか。

◆誕生日に自分の人生を振り返る人は、17.8%。

「自分の誕生日には、これまでの自分の人生を振り返る」と答えた人は全体の17.8%。年代別では、20代30代60代が平均を上回り、特に60代では25.0%が、自分の人生を振り返ると回答しました。

◆誕生日になると将来に向けて前向きな気持ちになる人は約4割。

「自分の誕生日には、これからも頑張ろうとポジティブな気持ちになる」人は、全体の39.1%。年代別では、20代30代は平均を上回りポジティブな気持ちになる人が多い結果となりました。

◆SNSで誕生日お祝いをしたりされたりする人は3人に1人。

「フェイスブック、LINE、インスタグラムなどでお友達の誕生日のお祝いをする」人は全体の33.1%。20代では63.7%、30代では41.9%と平均を大きく上回りました。一方、「お友達からフェイスブック、LINE、インスタグラムなどで誕生日のお祝いを貰う」人は全体の37.4%。こちらも20代は67.6%、30代は47.3%と平均を大きく上回り、SNSが友人とのコミュニケーションツールとして生活にすっかり根付いてきていることがわかりました。

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[ベルメゾン生活スタイル研究所]
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