2016年版 企業価値創造に優れた企業のランキング(グローバルで約28の業種、2,000社対象) 

2016年05月12日
経営コンサルティングファームのボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)は、2016年版の企業価値創造に優れた企業の世界ランキングを発表しました。ランキング表には2011年~2015年の年平均トータル・シェアホルダー・リターン(TSR、株主総利回り)に基づく大型企業の総合ランキングと28の業種別ランキングが掲載されています。

大型企業の総合ランキングでは、アメリカ企業が 10 社中 7 社を占める
2015年末時点での世界の時価総額上位200社を対象とした大型企業の総合ランキングでは、10社中アメリカ企業が7社ランクインしました。7社中4社を製薬会社が占めています。日本企業ではKDDIが9位、そのほか南アフリカのNaspers、中国のTencentがそれぞれ4位と7位にランクインしました。

業種別ランキングには日本企業が 36 社ランクイン
約2,000社を対象とした業種別のランキングにおいては、16業種で合計36社の日本企業がランクインしました。東洋ゴム工業が「自動車部品」のランキングで1位となったほか、KDDIが「通信」で、良品計画が「小売」で、ホシザキ電機が「機械」で、それぞれ2位、富士重工業、明治ホールディングス、大成建設、三和ホールディングスもそれぞれの属する業種のランキングで3位となりました。日本企業が多く登場した業種別ランキングは5社がランクインした「建設」、また、「自動車部品」「自動車」「建材」「日用品・食品」「耐久消費財(自動車を除く)」「運輸・輸送」でもそれぞれ3社がランクインしました。


【調査概要】
トータル・シェアホルダー・リターン(TSR、株主総利回り)とは企業価値創造の測定指標。ある一定期間における配当と株価の値上がりの総利回りで、株主にとっての投資収益性を示します。本調査ではグローバルで約28の業種、2,000社を対象に2011年~2015年の5年間における年平均TSRを分析しました。BCGでは、同種の調査を1999年より継続して行っています。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ボストン コンサルティング グループ]
 マイページ TOP