選挙に関する調査(10代の女の子対象) 

2016年05月26日
GMOメディアが運営する、10代の女の子に関する研究機関「プリキャンティーンズラボ」は、10代の女の子を対象に「選挙に関する調査」を実施いたしました。

【本調査の背景】

2016年6月18日の「改正公職選挙法」の施行後、初めて公示する国政選挙(参院選)が7月に行われる予定です。これまで選挙権のなかった18歳~20歳未満が有権者となる本選挙では、より一層若い人の政治への関心を高め、いかに選挙に参加してもらうかが課題となっています。
そこで今回、”ティーン“の女子がユーザーの中心となっているプリキャンでは、10代女子が「選挙」をどう考えているか調査を行いました。

【調査結果】

■回答者の属性
~13歳~16歳がボリュームゾーン~

 回答者の年齢分布としては、13歳~16歳がボリュームゾーンとなっており、18,19歳は7.2%となりました。また、所有しているスマホのOSはAndroid(68.9%)、iOS(23.2%)と、Androidが約7割にのぼりました。

■18歳以上に選挙権、ティーンへの認知度合は?
~10代の認知度は90%以上、情報は「TV」からが最多~

 2015年6月に「公職選挙法」が一部改正されたことで、選挙権年齢がこれまでの満20歳以上から満18歳以上に引き下げられ(通称:18歳選挙権)、本年夏に予定されている参議院議員通常選挙(以下、参院選)から適用される予定です。この18歳選挙権について、10代女子の認知度を探ったところ、ほとんどが「知っている(93.7%)」と回答しました。また、その情報の入手先については「TV(73.8%)」が圧倒的に多く、次いで「学校の授業(16.3%)」となりました。

■投票参加の意思について
~有権者となる18,19歳の半数以上が選挙に「行こうと思っている」と回答~

 選挙権年齢に達したら実際に選挙に行くかどうかを聞いたところ、全体の44.6%が「行こうと思っている」と答えました。一方で「行かないと思う」は17.9%、「わからない」は37.6%となりました。
また、夏の参院選から有権者となる女子(18,19歳)に限ると、それ以外(12~17歳)の44.0%と比較して、「行こうと思っている」の割合が52.6%と全体の半数以上を占め、8.6ポイント上回る結果となりました。

■選挙に行く/行かない理由

 選挙に行こうと思っている18,19歳の女子に、その理由を尋ねたところ、「将来のことをきちんと考えて(51.3%)」、「政治に関心があるから(17.7%)」という回答が挙がりました。
また、「誰と選挙に行くか」という質問に対しては「親(62.8%)」が最も多く、選挙時の情報の仕入れ先については「TV(38.1%)」、「新聞(20.5%)」、「口コミ(14.4%)」となりました。「SNS(8.4%)」や「インターネットサイト(6.0%)」といった回答は少数にとどまっています。
一方、「選挙に行かないと思う」と回答した18,19歳の女子は、「誰に投票したらいいかわからないから(48.0%)」、「選挙に興味がないから(19.6%)」となりました。

■インターネット投票に関して

 2013年に「インターネット選挙運動」が解禁となり、ウェブサイトやSNSを通じた情報発信や候補者によるメールを用いた選挙運動などが可能となりました。また、インターネットを介した電子投票に関して、投票率を上げる策の一つとして導入を期待する声もあります。そこで、スマホネイティブである10代に「スマホやPCなどインターネットで投票できる方法があったら使ってみたいか」を聞いたところ、68.5%が「使ってみたい」と答える結果となりました。


【調査概要】
調査テーマ:選挙に関する調査
調査対象:10代女子
調査期間:2016年4月28日~2016年5月9日
調査方法:インターネットリサーチ
有効回答数:3,011名
調査主体:プリキャンティーンズラボ

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[GMOメディア]
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