「食品の期限」についての調査(30代~40代の主婦を中心とする既婚女性対象) 

2016年06月23日
フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールドは、「食品の期限」についてのアンケートを2016年5月17日~5月23日に実施しましたので、その結果を報告します。アンケートの対象は、30代~40代の主婦を中心とする当社サービス登録の既婚女性会員で、有効回答者数は806名(平均年齢46歳)でした。

【調査結果】

(1)食品購入時の期限のチェックについて

アンケートでは、精肉や鮮魚、パン、ハム・ソーセージ、豆腐・あげ・納豆、卵、冷凍食品の購入時に賞味期限や消費期限といった期限をチェックするかを確認しました。

その結果、必ず期限をチェックするという方が、「豆腐・あげ・納豆」では86.5%、「精肉」では85.6%。鮮魚では85.6%、「パン」では81.5%、「ハム・ソーセージ」では78.3%、「卵」では75.8%でした。

(2)食品の期限切れについて

続いて、購入した食品が期限切れになることがあるかを聞いたところ、「豆腐・あげ・納豆」が「よくある」、「たまにある」を合わせて59.4%でした。期限を切らしてしまいがちだからこそ、購入時にチェックしている方も多いと言えそうです。
ついで、「パン」が58.8%、「ハム・ソーセージ」が49.3%と続きました。

さらに、実際に食品の期限が切れた場合にどうしているかを聞きました。その結果、最も期限切れになるとの回答が多かった「豆腐・あげ・納豆」では、「日数が経っていなければ気にしない」が42.4%、「変な臭いじゃなければ気にしない」が18.5%、「加熱処理すれば気にしない」が15.6%、「自分が食べる分には気にしない」が20.3%でした。
「パン」や「ハム・ソーセージ」、「卵」、「冷凍食品」でも同様に40%以上の方が「日数が経っていなければ気にしない」と回答しました。

その一方で、精肉については「日数が経っていなければ気にしない」が25.7%、「変な臭いじゃなければ気にしない」が23.8%、「加熱処理すれば気にしない」が22.5%、「自分が食べる分には気にしない」が12.5%、鮮魚では「日数が経っていなければ気にしない」が22.1%、「変な臭いじゃなければ気にしない」が19.9%、「加熱処理すれば気にしない」が19.5%、「自分が食べる分には気にしない」が11.3%と、他の食品よりも日にちを基準に「食べない」判断をする方が多い傾向となりました。

(3)冷凍保存した食品の期限切れについて

アンケートでは、さらに食品を冷凍保存していた場合、期限切れを気にするかを確認しました。その結果、「精肉」では62.4%が気にしない、「鮮魚」では50.0%が気にしないと回答しており、冷凍することで期限が気にならなくなる方が多いことがわかりました。一般的に種類や方法にもよりますが、肉や魚は期限内に冷凍保存することで1ヶ月程度持つと言われていますが、実際に既婚女性の方々も冷凍保存することで期限切れが気にならなくなるようです。

具体的な食品の期限切れ防止の工夫については、「『早めに使うものBOX』を冷蔵庫内に作って、そこに入れるようにしています。」(40代)、「冷蔵庫にホワイトボードを貼っておいて、買い物をした都度購入した品物と賞味期限をメモしておきます。」(30代)といったようにわかりやすい位置に置く、文字でわかるようにするといった意見がありました。

また、実際に期限が切れてしまった場合、「状態を見て、危ないと思ったら潔く捨てる。大丈夫そうだと思ったら、まずは火を通して調理し、一番に私が味見をして判断しています」(40代)というように加熱処理して、様子を見るというコメントもありました。


【調査概要】
対象:当社登録の会員
調査方法:当社リサーチサイト「リサれぽ!」を活用したインターネットリサーチ
調査地域:全国
調査期間:2016年5月17日~5月23日 (7日間)
有効回答者数: 806名
回答者(既婚女性)の属性:30代以下19%、40代48%、50代以上33%

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ソフトブレーン・フィールド]
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