妊活・妊娠に関する意識調査(妊娠中、または妊娠計画中の人対象) 

2016年08月18日
バイエル薬品は、妊娠中、または妊娠計画中の人を対象に、「妊活・妊娠に関する意識調査」を行い、妊活・妊娠中における夫婦間の差や、食生活や栄養補給などの実態、胎児の神経管閉鎖障害についての知識と行動の実態などを調査しました。
なお、本調査は、2016年7月1日(金)から7月4日(月)の期間、全国の妊娠中、または妊娠計画中の25歳~44歳の男女各300名、計600名に対してインターネットによるアンケートを行いました。

<調査結果概要>

●妊娠計画に関して、夫婦の半数以上が「できるだけ早い妊娠」、
約2割の夫婦が「結婚後1年以内」と回答、
妊活意識も高まる一方で、妊活をした夫婦の4割が「妊活中の夫婦トラブルを経験」

全国の妊娠中、または妊娠計画中の男女600名に対して、「あなたやパートナーは、結婚後、何年以内の妊娠を計画していますか・していましたか。」と質問したところ、 50.3%が「できるだけ早く」と回答、さらに「半年以内」・「1年以内」あわせて24.2%が結婚後1年以内の妊娠を計画していることが分かり、妊活への意識が高いことが明らかになりました。

しかし一方で、妊活を経験した夫婦に対してトラブルの有無を聞くと、42.5%が「ある」と回答。「ある」と回答した169人の中で、そのきっかけとして「パートナーとのモチベーションギャップ(67.5%)」や「なかなか妊娠しないことへの不安、焦り(56.2%)」などが上位を占めた一方で、少数派ながら「パートナーからの不妊の原因に関する追求(3.6%)」といった回答もありました。

●女性の約6割が、妊活や妊娠をきっかけに「食事」を見直し!
なかでも約8割が「食べ物の栄養バランスを気にするようになった」と回答。
妊活・妊娠中の栄養摂取についても、約8割が「サプリメントなどで補うことも必要」と回答する結果に。

全国の妊娠中、または妊娠計画中の男女600名に対して、「妊活・妊娠をきっかけに見直したことは何ですか。」と質問したところ、女性(300名)の全体の約6割が「食事を見直した(59.7%)」と回答し、そのうち78.8%が「食べ物の栄養バランスを気にするようになった」と回答しました。そのほか、食事を見直した女性のおよそ6割が「食べ物の栄養価(57.0%)」と回答しました。一方、男性(300名)全体においては、約3割が「食事を見直した(32%)」と回答しており、男性の生活習慣への見直し意識は女性に比べて低いことが明らかになりました。

また、妊活・妊娠中の栄養摂取については、女性の15.0%が「普段の食事だけで十分足りると思う」と回答した一方で、「サプリメントなどで補うことも必要だと思う」という回答は76.3%と多い結果となりました。これにより、特に女性は妊活・妊娠をきっかけに食事を見直し、栄養バランスを気にしており、サプリメントにも前向きであることがわかりました。

●全体の約7割が「葉酸の摂取」の重要性を認識しており、
全体の約8割が、妊活や妊娠に関する知識や情報を「インターネットから収集」。
しかし6割以上が「多くの情報があり正しく理解している自信がない」と回答

全国の妊娠中、または妊娠計画中の男女600名に対して、「あなたは妊活・妊娠中に、葉酸やマルチビタミンの摂取が必要だと思いますか。」と質問すると、「葉酸の摂取が必要だと思う(43.3%)」「葉酸とマルチビタミンの同時摂取が必要だと思う(30.3%)」あわせて7割以上が葉酸摂取の重要性を認識していました。

また、「妊活・妊娠に関する知識を何から得ましたか。」と聞くと、77.8%が「インターネット」と回答。次点の「産婦人科・婦人科の医師(38.5%)」と倍以上の開きを見せる圧倒的な回答となりました。

しかし、「妊活・妊娠に関して多くの情報がある中、あなたはそれらの情報を正しく取捨選択し、理解できている自信がありますか」と質問すると、60.3%が「自信がない」と回答。インターネットとスマートフォンの普及により情報過多となり、正しい情報の精査と処理が難しくなっていることがわかりました。

●胎児の神経管閉鎖障害の一つである「二分脊椎」、理解している人はわずか12%。
約5割が「聞いたこともないし、詳しくも知らない」と回答。
さらに「具体的な予防法をもって取り組んでいる」人は8人に1人以下
神経管閉鎖障害のリスクに関する認識の低さが明らかに。

全国の妊娠中、または妊娠計画中の男女600名に対して、「胎児の先天性疾患の一つとして『二分脊椎』という病気があることをご存じですか。」と質問したところ、46.8%が「聞いたこともないし、詳しくも知らない」と回答。さらに、その『二分脊椎』を予防するために「具体的な方法を知っており、取り組んでいる」という人は13.2%で、8人に1人以下となり、神経管閉鎖障害のリスクに関する認識の低さが明らかになりました。

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