体育会学生が選ぶ人気企業ランキング(2016年6月) 

2016年08月17日
体育会学生の就職・キャリア支援を行う株式会社アスリートプランニングは、『アスリート就職ナビ2017』を利用する体育会学生に対し、就職活動を通じて良いと感じた企業に関する調査を実施しました。

【調査結果】

1.総合ランキング(589 社中、上位 20 社のみ)
金融・商社・航空・自動車・食品など、各分野のトップ企業が名を連ねる結果となりました。ランクインした企業を選んだ理由を見ていくと、「社員や経営者が魅力的だった」を選択している学生が最も多く、次いで「やりがいのある仕事ができそう」と「人事(社員)の対応が丁寧」が同数となっています。
体育会学生は、指導者や先輩が自らのパフォーマンスに大きく影響することを知っており、入社後は高い目標を掲げ、達成のために努力していく環境を求めています。また、普段の部活動で礼儀作法を重んじていることからも、人事担当者をはじめとする社員の言動は進路選択の上で、重要な要素となるようです。上位 20 社のうち、約半数となる 8 社が金融業界。優秀な先輩が多く所属し、競争風土がある点が、体育会学生にとって魅力的に映っていると考えられます。同様に、上位にランクインしているメーカーは業務の性質上、チームワークが求められることが多いため、部活動を経験した体育会学生と親和性が高いと推察できます。

順位/社名/ポイント
1 株式会社三井住友銀行 82
2 東京海上日動火災保険株式会社 75
2 株式会社三菱東京 UFJ 銀行 75
4 三井物産株式会社 62
5 三井住友海上火災保険株式会社 60
6 日本航空株式会社(JAL) 56
7 全日本空輸株式会社(ANA) 43
8 野村證券株式会社 42
9 三菱商事株式会社 39
10 住友商事株式会社 38
10 トヨタ自動車株式会社 38
12 富士フイルム株式会社 32
13 株式会社みずほフィナンシャルグループ 31
14 株式会社みずほ銀行 30
14 サントリーホールディングス株式会社 30
16 株式会社一条工務店 27
17 株式会社りそな銀行 26
17 伊藤忠商事株式会社 26
19 カゴメ株式会社 25
20 国分グループ本社株式会社 23
20 ミズノ株式会社 23

2.選んだ理由
ランキング順位に関係なく、企業を選んだ理由で上位に挙がったのは「やりがいのある仕事ができそう」「人事(社員)の対応が丁寧だった」「社員や経営者が魅力的だった」となりました。これまで優勝やリーグ昇格を目指して努力を重ねてきた経験から、目標達成をやりがいと捉え、仕事においても同様の結果が出せる環境を高く評価する傾向があると考えられます。また、選考プロセスの中で彼らが取り組んできた活動に理解を示し、高く評価することが、体育会学生を採用したいと考える企業の指針となりそうです。昇給・昇格のスピードを重視する学生は少ないのは、体育会出身者が新たな環境に入った際、その時点では理解ができないことがあっても、組織と自分の将来にプラスとなると考え行動することができるためと考えられます。

やりがいのある仕事ができそう 426
人事(社員)の対応が丁寧だった 403
社員や経営者が魅力的だった 339
働く環境が魅力的 283
チャレンジができそう 255
安定していて長く働けそう 243
知名度がある 233
社会に貢献できそう 231
ビジョンに共感できた 192
商品やサービスが魅力的 178
グローバルに働けそう 165
説明会が面白かった 138
昇給、昇格スピードが早そう 61
その他(※) 20


【調査概要】
調査対象:「アスリート就職ナビ2017」利用中の体育会学生
有効回答数:315(89大学)
調査方法:Webアンケート
調査期間:2016年6月24日〜7月1日

【ランキング集計方法】
学生1人あたり、就職活動を通じて良いと思った企業を最大5社まで選出
1位〜5位までをポイント化し、集計
ポイントが高い順にランキング化

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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