年齢や価値観、敬老の日に対する意識調査(60~70代女性対象) 

2016年09月09日
ナリス化粧品は、敬老の日を迎えるにあたり、60~70代女性を対象として、「年齢や価値観、敬老の日に対する意識」を調査しました。

【調査トピックス】

(1) シニア女性、外見で6割、気持ちは7割が実年齢より若いと回答
  ・外見が実年齢より若いと回答した割合:58%
   実年齢と比較した平均値⇒-5.7歳
  ・気持ちが実年齢より若いと回答した割合:72%
   実年齢と比較した平均値⇒-8.2歳

(2) 「大事なもの」調査、「家族」よりも、「健康」が上回る
  1位 健康(92%)、2位 家族(81%)、3位 お金・財産(56%)

(3) 敬老の日は、自分が対象ではないが6割、4.5割はお祝いも電話もいらないと回答

(4) 7.5割が、身内以外から「おばあちゃん」と呼ばれることに抵抗感あり

(5) 憧れは「家庭的な女性」より、「自分を楽しむ行動的な女性」

(6) シニア女性にとって、好感度の高い言葉は、「ハツラツ」

(7) 8割が「今の自分に合うメイク方法を知りたい」とメイクに意欲的

※(1)(2)(6)は60~70代の子有女性が対象、(3)(4)(5)(7)は60~70代の孫有女性が対象

【調査結果】

(1) 自分自身の外見、気持ちについて、シニア女性に実年齢と比べて若いかどうかを質問したところ、外見では58%、気持ちでは72%の人が実年齢より若いと思っていると回答。実年齢より若いと思っていると答えた人の平均値は、外見-5.7歳、気持ち-8.2歳で、多くの人が若さに自信をもっていることが分りました。
また、当社が2016年7月に実施した別調査では、30~40代は外見56%、気持ち64%(平均値:外見-4.9歳、気持ち-7.7歳)で、年齢が上がるほど自身が若いという思いが強くなる傾向にあることが分りました。

(2) 「お金、財産・健康・家族・友人・趣味・仕事・福祉活動(ボランティア等)・その他」の中から自身にとって大切なものを3つまで選んでもらったところ、家族(81%)やお金、財産(56%)よりも健康(92%)と回答した人が多い結果となりました。

(3) 孫がいる人のみを対象に、敬老の日が自分の対象であるか否かを聞くと、61%が対象だと思わないと回答。そのため、敬老の日の過ごし方は60%の人が普段と変わらず、家族からお祝いも電話も特にないと答えています。
一方、「お祝いをしてもらいたい。」と回答した割合はわずか9%。「特別なお祝いはしなくていいから電話等でお祝いの言葉が欲しい。」さえも34%にとどまり、「特にお祝いも電話もしてもらいたくない。」と回答した割合が44%と最も高い結果となりました。「特にお祝いも電話もしてもらいたくない。」と回答した人にその理由を聞いたところ、「自分を老人だと認めたくないから(4%)」「自分を老人だと思ってないから(35%)」「歳を取ったと実感するから(13%)」といった年齢に関する回答が53%と半数以上いました。
以上から、60~70代の多くの人は、自分はまだまだ若く、敬老の日にお祝いされることや対象となることに違和感や抵抗感があることが伺えました。

(4) さらに「おばあちゃん」と呼ばれることに抵抗があるかを聞いたところ、孫や子供など身内から呼ばれることは受け入れられても、身内以外からはそうではないことが分りました。本調査では「おばあちゃん」と呼ばれることに抵抗感があると答えた人は、大人からでは74%、意外なことに子供からも49%いました。孫がいても、「おばあちゃん」と呼ばれることを一概に受け入れている訳ではないようです。

(5) 孫を有する女性にどのような女性に憧れるかを調査したところ、「自分の趣味や交際に勤しむ行動的な女性」が71%と「夫を支える貞淑な女性(40%)」・「孫や子供思いの家庭的な女性(68%)」より高い結果となりました。
このことから、今のシニア女性は、孫や子供ももちろん大切ですが、それ以上に自分のために、楽しく元気に生きたいと思う人が多いことが読み取れます。今まで散々家事や子育てに頑張ってきた彼女たちだからこそ、子供が自立した今は、家族ではなく自分を楽しみたいという気持ちが強いようです。「夫を支えつつ、子供や孫を温かく見守る優しいおばあちゃん」という一昔前の典型的な女性像は、今の60~70代の女性にとっては、憧れの対象ではないようです。

(6) また、どんな女性でありたいかという質問をしたところ、「いつまでも、ハツラツとした女性でいたい。」と回答した人が93%と、「キレイ」や「可愛らしい」「若々しい」などより上回っていたことから、シニア女性は、「ハツラツ」という言葉に好感をもっていることが分りました。(5)の調査で、「行動的な女性」が憧れの女性として挙げられたように、アクティブにハツラツと輝く女性が彼女たちの求める女性像のようです。

(7) 最後にシニア世代のメイクや洋服事情について確認したところ、実に7割の人が、必要最低限以上はメイクアップをしていることが分りました。また、「今の自分の特長にあった年相応のお化粧の仕方を知りたい」と答えた人が68%とたとえ年齢を重ねても、メイクに前向きで興味があることが分りました。一方、トレンド(流行)を取り入れると答えた人は、メイク(14%)、洋服(28%)と少なく、シニア女性にとっては流行は二の次で、自分のスタイルに合ったメイクや洋服が好まれるようです。


【調査概要】
一次調査
調査実施期間:2016年8月25日~30日
調査対象者:60~70代の子有の女性 2,045人
調査方法:インターネットによるアンケート調査
二次調査
調査実施期間:2016年8月30日~2016年9月1日
調査対象者:一次調査で孫がいると回答した人 223人
調査方法:インターネットによるアンケート調査

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