外食に関する意識実態調査 

2016年11月16日
オープンテーブルは、11月23日の「外食の日」(日本フードサービス協会が制定)に先駆けて、最新の外食に関する実態を探るべくOpenTable利用者である国内在住の男女合計2,047名に、「外食に関する意識実態調査」を実施しました。【調査実施期間: 2016年9月20日(火)~30日(金)】

【主な調査結果】

■「週1~2回」の外食頻度が約4割!
■外食相手は、「友人・知人」が圧倒的!個となれる空間を外食に求める!?
■レストランの決め手は、「雰囲気」や「価格」よりも「メニュー」が重要
■外食の良さは、ウチゴハンでは体験できない“食”、“気分”、そして“雰囲気” 
 外食は非日常空間を求めた行動のひとつ!?
■豪華で特別な食事は約半数近くが「誕生日や記念日」!
 しかし、“特に理由がない”とする人も多し! 豪華な食事は日常生活へのスパイス!?

【調査結果】

Q1. 外食(ディナー)の頻度を教えてください。(SA/n=1,993)

「週1~2回」の外食頻度が約4割!
男性は、日常的に外食をする一方、女性は、限られたタイミングでの外食を楽しむ!?

最も多い外食(ディナー)の頻度は、約4割近くが回答した「週1~2回」(35.6%)と、比較的外食頻度が多いことが分かった。次いで、2位が「月に2~3回」(32.5%)、3位が「月に1回」(11.0%)、4位が「週3~4回」(10.8%)という結果。

男女別にみると、男性が女性を最も大きく上回っている頻度は、「週3~4回」。
(男性:15.3%、女性:8.2%、男女差:7.1ポイント)。

“週1回以上”外食する人で見ても、女性の47.4%を男性の55.4%が上回り、女性に比べ、男性のほうがより頻繁に外食していることが分かる。さらに、“月に1~3回”の頻度で外食する人になると、女性の45.8%が男性の39.6%を上回り、男女逆転したことからも、女性は、男性のように日常的に外食するというより、回数を限って自身の特別なタイミングで外食に行く傾向があると考えられる。

Q2. 誰と外食(ディナー)をしたいですか。(MA/n=1,973)

外食相手は、「友人・知人」が圧倒的!個となれる空間を外食に求める!?
希望する外食(ディナー)の相手は、約7割近く(65.6%)が「友人・知人」と回答し、次いで、2位が「配偶者」(37.7%)、3位「家族・親戚」(35.4%)、そして4位「恋人」(26.4%)、5位「仕事仲間」(21.2%)。「友人・知人」が2位以下を大きく引き離したことから、家族や親戚、夫や妻、仕事から離れ、“個としての自分”となって外食を楽しみたいという気持ちが表れているのではないだろうか。さらに注目すべきは、10人に1人以上(12.0%)が、「一人」で外食をしたいと回答している点である。誰かと食事をするというよりは、日常生活の中で敢えて“ひとりの時間”をつくる機会が外食と捉えているソロダイナー希望者が少なくないことも明らかとなった。

Q3. ディナーのレストランを選ぶ決め手を教えてください。(MA/n=1,964)

レストランの決め手は、「雰囲気」や「価格」よりも「メニュー」が重要
ディナーのレストランを選ぶ決め手は、8割近くが回答した「メニュー」(78.2%)、次いで「雰囲気」(64.4%)、「価格」(58.2%)という結果となった。ウチゴハン(自宅での食事)では出会えない外食ならではのメニューの豊富さや多種多様な食材を楽しみたいとする気持ちが窺える。
また、オープンテーブルが7月に発表した「ビアガーデンに関する意識調査結果」(*1)では、ビアガーデンの決め手は、1位が「雰囲気」(77.2%)、2位が「価格」(69.6%)、3位が「立地条件」(68.6%)という結果であった。さらに、9月に発表した「接待に関する意識調査結果」(*2)では、接待のためのレストランの決め手は、1 位「雰囲気(70.6%)」、2 位「立地条件(64.2%)」、3 位「メニュー(56.1%)」となった。今回の調査結果と過去の2つの調査結果を比較すると、レストランの利用目的によって決め手となる優先項目が異なることが分かる。外食全般に関する今回の調査では、過去2つの調査で1位となった「雰囲気」を「メニュー」が上回る結果となり、レストランが提供する“食事の内容”が何より重要ということが考えられる。

*1 「ビアガーデンに関する意識調査結果」(7月14日発表)の調査対象: 今までビアガーデンに行ったことがあり、かつ昨年もビアガーデンに行った、ビアガーデンが好きと回答した全国20~49 歳の女性 312 名
*2 「接待に関する意識調査結果」(9月14日発表)の調査対象: OpenTable のサービスを利用している国内在住の男女565 名

Q4. ウチゴハン(自宅での食事)にはない外食(ディナー)の良さを教えてください。(MA/n=1,946)

外食の良さは、ウチゴハンでは体験できない“食”、“気分”、そして“雰囲気”
外食は非日常空間を求めた行動のひとつ!?

ウチゴハン(自宅での食事)にはない外食(ディナー)の良さを聞いたところ、7割以上が「家では用意できない食事や豊富なメニューが食べられる」(74.5%)と回答。次いで2位「気分転換になる」(53.5%)、3位「ウチゴハンにはない雰囲気を味わえる」(42.6%)、4位「食事相手とよいコミュニケーションがとれる」(40.4%)、そして5位「食事をつくる時間が省ける」(37.2%)という結果であった。“コミュニケーション”や“時間の節約”よりも、日常生活では味わえない“食”や、“気分”、“雰囲気”を外食で堪能したい人が多いことが分かった。実際に、ウチゴハンにはない外食の良さへの具体的なコメントを見ると、「新しい料理の発見」、「新しい味に出会える」や、「感性を磨ける」、「仕事へのインスピレーション」など、日常にはない新たな感覚や刺激、気づきを求めて人々は外食をする傾向があることが分かった。

Q5. 今までで一番高い“特別な”外食(ディナー)を教えてください。(SA/n=1,931)

豪華で特別な食事は約半数近くが「誕生日や記念日」!
しかし、“特に理由がない”とする人も多し! 豪華な食事は日常生活へのスパイス!?

今までで一番高い“特別な”外食(ディナー)について聞いたところ、約半数近く(49.9%)が「誕生日や記念日」と回答し、次に「特に理由はない」(24.1%)、「お祝い(入学、就職、転職、昇進祝い等)ごと」(18.1%)という結果となった。「誕生日や記念日」での高額な食事が圧倒的ではあるものの、特別な外食の理由が“特にない”人が約4人に1人であることから、クリスマスなどの“季節のイベント”や、プロポーズなどの“人生の節目となるようなシーン”ではなく、日常生活の中でちょっとしたスパイスを味わうために、豪華なディナーを愉しむ人も決して少なくないと言える。

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[PRTIMES]
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